〈4/8 阪神 0-1 ヤクルト(甲子園)〉
勝:高橋
S:石山
敗:才木
阪神電車大阪梅田駅。
「普段」より早めに向かう電車には満員のお客さん。
何をどうしてこんなに早いのか、みんな、好きやなー(笑)
今日は、京セラ開幕に続いてレジェンドたちが集まる球団創設90周年のイベントがあるのだ。
岡田前監督が前回に続いて体調不良で欠席とのアナウンスがあり、大変心配しているのだけど、その他は予定されていたメンバーが慣れ親しんだポジションに就いて、今の選手たちを出迎えてくれた。
捕手 田淵
一塁 藤田
二塁 真弓
三塁 掛布
遊撃 鳥谷
左翼 金本
中堅 赤星
右翼 桧山
赤星なんて現役の頃を彷彿とさせる赤いリストバンドを両腕につけて颯爽とセンターの守備位置まで走ってきて、本当に久しぶりのタテジマのユニ、今でもよく似合ってた。
この日私はレフトスタンドから。
“アニキ”の背中の向こうに鳥谷の姿が見える。
いつ来ても、最初から最後まで、この二人は当たり前にいてくれた。暑い日も寒い日も雨の日も、いつも。
涙出そう。
アニキのところへは、右京さんが何度も頭下げながら走ってきて両手で握手。右京さんが緊張しているのがわかる。憧れのスターだもんな。
帽子をとった右京さんに、アニキは笑顔も見せながら結構長めに声をかけていた。
シンプルにいい光景だった。
「真っ直ぐを打てるように」―
「背番号6」はまだ空いたままだが後継者が右京さんになればいいな。
そんな胸アツシーンを目の当たりにした試合前。
肝心の試合は、才木と高橋のバチバチの投手戦。
打線は3安打。
佐藤輝明が試合前練習に姿を見せず、ベンチ入りこそしていたがスタメンからは外れていた。
体調不良とのことで実際のところこれを書いている今も謎だが、監督や本人のコメントを額面通りに受け取るとして、怪我などではなさそうだからそこは安心。
ただ、チームは3連勝で勢いに乗った中での甲子園開幕。スタメンに佐藤輝明の名前がないというのは残念で、改めてテルの存在の大きさを知る。
8回に代打で名前がコールされたときのあの歓声、すごかったね。どうか、ずっと出続ける選手になってほしい。
才木は8回1失点。本来の才木で、先週からは見違えるようなピッチングだった。
勝ちをつけてあげたかった。
9回には漆原が今季初登板。1点ビハインドの場面だったが、このあとのサヨナラを呼ぶような見事なピッチングだった。
だが呼んでもこなかったサヨナラであった。
(ギャッ)