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寝た!

〈9/11 阪神 3-4 DeNA(甲子園)〉

勝:ウィック
S:森原
敗:ゲラ

8回表、マウンドに上がったゲラの初球を代打桑原がホームランに。
1球でヒーローにもなれば、敗戦投手にもなる。

マツダスタジアムでは、9回、2-0で逃げ切りを図るカープの守護神栗林が大荒れ。
まさかの9失点という大量失点に沈んだ。

おもしろくて大好きな野球だがときに残酷だ。

今は負けを引きずるより、早く明日になってほしいから寝るのがきっと正解…

…なのだがプロ野球ニュースを見始めてしまった。
C-G戦怖すぎや…

あかん…森下のホームランもっかい見て寝るわ。

[今日のノイジー]

と、坂本のスクイズ。

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甲子園炎の7番勝負!

〈9/10 阪神 7-2 DeNA(甲子園)〉

勝:青柳
敗:東

今季まだ1勝で18日ぶりの登板となる青柳と、昨年8月から32試合連続QSを記録中の東となら、タイガースが不利と考える方が妥当だった。試合前は。
野球は本当にわからない。そしておもしろい。

変則日程の7試合、中6日では投げられない高橋遥人の兼ね合いもある。難しい組み立てを強いられる中、この大事な甲子園7戦の初戦に抜擢されたのが、開幕投手の青柳だった。
青柳さん、さすがやったよ!
久しぶりの登板なのに、途中大雨降ってな!(笑)
冗談さておき、4回表四死球絡んでの失点。勝ち越しは許したけれど、大崩れせず踏ん張った。
ゴロアウト多めの青柳さんらしいピッチングだったと思う。

その裏は、セーフティスクイズを自ら決め同点に追いついてガッツポーズ!ちょっと代打もよぎったのだけどね。(ごめんて!)
三走井上広大のスタートがちょっと遅れたようにも見えたけど本塁タッチはセーフ。今日はこういうほんの少しの紙一重のところでのプレーに執念が見えたのだ。

さぁいこう!6回裏!
先頭梅野のヘッスラ内野安打。ヘッスラはダメだぞと思いつつもグッときてしまうな。2回の先制タイムリーとリードでも梅ちゃん大活躍!
そして無死1塁なら木浪はバント…だったが失敗。ここ、本当は岡田監督は当たり前に決めてほしかったはず。だけど切り替えたバスターが成功した。木浪からはバントはしないというオーラが見える(笑)
次はこの回表の守備から9番の打順に入っていた島田。
私は今日のイチバンさんに、島田を推したい。
ぜっっっったい、バントだと思って目のはしっこでしか見てなかったのに、そしてそれはベイスターズバッテリーも同じだったはずで(適当)、2球目、うわ!振った!打球は三遊間、抜けた!うわわわわ!
このヒットからずーっっっと、「島田のバスター」というワードが頭にあって、なんなら口からつい出てしまう。「島田のバスター」。明日タイガースファンに会ったら挨拶がわりに言おう「島田のバスター」。
この木浪と島田の連続バスターが、気持ちよすぎた。
下位打線でチャンスを作るのはベンチの仕事だが、選手が結果を出さなきゃ絵に描いた餅で終わる。

そして1番に回ってこの日ノーヒットだった近本と、中野で連続タイムリー。東は6回持たず降板となった。

そして森下な!5回の勝ち越しのホームランと、7回のドストライクのバックホーム!
6回裏、無死満塁であっさりダブルプレーに終わったのは本人も反省の弁を述べたとおりだが、チカナカで勝ち越したあとだもんな、森下の出番でないといえばそんな気もするし、私も島田のバスターで手一杯だったからまぁいいか(笑)

今日一日を通して岡田監督の采配が冴えわたっていたが、7回裏、代打に送った渡邉諒がホームラン打ったのは神がかり的だったし、ここで打ったナベリョに鳥肌。
近本もなんだかんだで今日もマルチで2打点。
8月の月間MVPおめでとう!初受賞だってちょっとビックリした。

6回から桐敷、石井ときて、ゲラ岩崎のはずが5点リードに変わって、島本富田にシフトチェンジ。
好守もあって、リリーフでは失点を許さなかった。
6回の大山の3-6-3のダブルプレーがすごかったな!

決して楽勝ではなかったが、初戦、東から勝ち切ったのだから、今日はちょっといい日だったかもしれない。(謙虚の装い)

さぁ続け村上!

[今日のノイジー]

「島田のバスター」。

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痛っ!

〈9/8 ヤクルト 5-3 阪神(神宮)〉

勝:高梨
S:小澤
敗:西勇

試合開始間もなく先頭近本がヒットを打って得意の攻撃パターンかと思いきや、中野が2球続けてバントを失敗、エンドランのサインが出てたようだがこれも近本の盗塁死という結果に終わり、その打席で中野四球で出塁も森下は併殺。
「いつも」のことが出来なくて歯車がかみ合わない。

打球がサードへ飛べばざわめきが起きる。
それは佐藤輝明が自分で収めるしかなくて、他の誰かが変わってやることはできない。
どうか黙らせてほしい。私を。(おまえか)

思い返せば最初は近本だってセンターの守備、うまくはなかったよ。(今言うか)

西、坂本の久しぶりのバッテリーだったが、2ラン、3ラン。痛かった。

よくまぁこんな大事なときにいっぱい出ちゃうものだな。
終わってみれば森下だけが今日も森下だった。(2ラン)

痛い敗戦ではあったけど、甲子園帰って仕切り直し。
頑張れ!タイガース!

[今日のノイジー]

守備大事。(昨日の日記見直しながら)

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ドラ1カルテットの大暴れに想う

関西学生野球連盟の秋季リーグ戦が開幕!
西京極でのゲームを観に行ってきました。
私が応援する京都大学は、練習時間も環境も数々のプロ野球選手を輩出するような他の強豪校と比べるとなかなかの差があるのだけど、決して弱いチームではないんです。弱いチームとは戦うのをやめてしまったチームのこと。
京都大学硬式野球部が掲げる目標は「リーグ優勝」。
笑う人もいるかもしれない。でも一度観にいってほしいな。本気の彼らの戦いは、結構熱いのだ。

〈9/7 ヤクルト 0-6 阪神(神宮)〉

勝:才木
敗:高橋

というわけで、こっちの野球は録画観戦!
初回の4点というスコアは、外で目に入ってしまったのだけどそのあとは情報遮断して帰ってからの楽しみにした。
あのね、普通さ、ちょっとは誰かがLINEくれたりして、勝敗わかっちゃったりすると思うんだけどさ、誰っっからもなかったからね。いや望んだことやで。いいんやで。(泣いてないで)

さぁいこう!まずなんやその初回の4点て!(笑)

サンタナァァア…!
よくエラーつかんかったもんだ。おかげで近本猛打賞だし、これで高橋の出鼻くじいてるしええねんけど、サンタナァ…めちゃめちゃ打つし今日も猛打賞で、毎年それなりに数字も残してもう来日4年目。一生懸命だし守備ももうちょっとやれれば…って、よその選手や、やめとこう。(サンタナ好きがバレる)

この1番近本「ヒット」を合図に怖いほどきれいな攻撃してた。
2番中野は送りバント。
3番森下、まるで当たり前のようにタイムリー2ベース。
4番大山タイムリーヒットで続いて
5番佐藤輝明、2戦連続のホームラン!

私は最近毎日戸惑っている。
「生え抜き」「ドラ1」が、「クリーンアップ」を形成し、「得点圏上位を独占」しているこの世界に。

右の大砲の誕生を待ちわび、生え抜きで並ぶスタメンを夢見て、いつかと願いながらも、どこか自分のなかで冗談にしている部分もあった。つまり、やってこない未来だと。
だから戸惑っているのだけど、ちゃんと向き合って考えてみれば、これらは昨日今日で突然生まれた突然変異でもなんでもなく、何年も何年も長い月日をかけて醸成されてきたもの。

暗黒時代を経て、大量の血の入れ替えをして優勝した2003年。以来大型補強を繰り返してきたが、2005年以降は優勝から遠ざかった。
そこから「補強」ではなく「育成」へと舵を切った球団の方針すぐに結果など出ないのも当たり前だったが、地道でも大局的な視野を持ち、描いた未来こそが、今私たちの見ている景色だ。

そんなことを考えてたら、9回に大山ライトへ2ランホームランを放り込んだ。

投げた才木は、何度もピンチを背負ったが、要所で三振を奪うなど粘り強く投げた。
今日私が何より嬉しかったのは、才木がプロ入り初の規定投球回に到達したということ。
狙うは最多勝。

梅野も才木を好リード!1回裏の一走西川を刺したのはビッグプレー!

さぁ行け!西勇輝!
先週の嫌な降雨コールド吹き飛ばす快勝を!

[今日のノイジー]

いくら守備が抜群にうまくても、やっぱり外国人野手に求められるのって打撃なんやな…(サンタナ見ながら)

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熱投ビーズリーで圧勝!

〈9/6 ヤクルト 1-9 阪神(神宮)〉

勝:ビーズリー
敗:サイスニード

一死から2番中野ラッキーな2ベース。3番森下タイムリーヒット。(森下また打ってる)
初回から神宮のレフトスタンドが元気だ。
甲子園の3連勝の勢いは、東京にきてもそのままだった!

その裏すぐに1-1の同点に追いつかれてしまうが、相手のペースにさせないためすぐに点を取っておきたい。
だからこの下位から始まる2回表をどう使うか、結構なワクワク感を持って見た。これが3連勝のゆとりってやつだ。

結果からいうと最高の2回表になった。
たった1点だったけど、そこに至るプロセスがこの先のゲームにもとても活きてくる気がした。

下位から始まる打線。ベンチも積極的に動きエンドランを仕掛けてきた。
近本の打席走者二塁の状態を作っておく。技量は近本にある。
そしてベンチもファンも望んだとおりのタイムリーヒットで1点を勝ち越した。近本のヒットはこれだけだったけど、作戦通りの仕事をしてくれたこの1本は大きい。
他が派手すぎて地味に見えちゃうのが悔しいな。サトテルめ。森下め。(笑)

サトテルは昨日の甲子園の浜風ブロックでできなかったグランドスラムを次の日、ここ神宮で、しかもレフトへ放り込んで!あれで入る!?なぁ!(誰か!)

と、森下な!5打席目打っとけよ!(笑)
しかし4安打、一人で6塁打か。今日も打点あげて、あんたすごいよ(笑)

リーグ得点圏打率上位4人の名前が、大山、森下、佐藤輝、近本と並ぶ。彼らが今日も機能して快勝となった(あの頃なんやってん…)が、今日、ここまで書いておきながら、誰がなんと言おうと、ビーズリーがヒーローだ。(文句あるか)

中村悠平に当ててしまい、帽子をとって何度も謝罪する姿は、外国人ピッチャーには珍しい。

1点リードの3回、西川のピッチャー返しが右足ふくらはぎ付近に直撃して倒れ込んでしまうほどの痛みがあったのに、ベンチへ一旦下がってもまた戻ってきて投げた。
体調不良で約3週間ぶりの登板。ずっと投げたいと思って準備してきた。ここで降板するなんて選択ビーズリーには微塵もなかった。
ベンチから走ってマウンドに戻ってきたのを見たときには目頭熱くなっちゃったよ。
走ってベースカバーにも入る。ベンチへは足をかばうような歩き方をして戻る。何度か痛みを堪える様子も映っていたから、余計に頑張ってほしいと想いがつのる。

4回表、3バント失敗したビーズリーが悔しそう。
闘志むき出して全力で戦う彼に勝ち星がつかないなんてウソだ。
だから、ビーズリーに援護した打線はえらい!

6回表、ビーズリーから始まる打順に、代打糸原が出て交代したが、この6回にテルのグラスラが出た。
これはもうビーズリーが打たせたと言おう。

汗びっしょりでユニの色が変わって、真っ赤な顔で投げるビーズリー。
「まだまだ行けたけど若い投手が勝ちゲームで投げることは、きっといい経験になるから譲ったよ(笑)」
粋なコメントしてからに。痛かったから、て言うてええんやで!(笑)

そうそう、あのビーズリーに打球当たったときの、テル大山素晴らしいナイスカバーだった。

一方で、右京さんノーヒットで悔しそう。次いいとこで打ってな!

大量リードにも雰囲気壊さず9回まで投げた岡留、富田、島本、漆原。彼らの存在もまたチームを支えてる。
富田蓮!お誕生日おめでとう!

さあ行け!才木!続いていくぞ!

[今日のノイジー]

ビーズリーもノイジーもみんないいやつ過ぎてたまらん!

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「大丈夫」の痺れたゲーム!

〈9/5 阪神 2-1 中日(甲子園)〉

勝:大竹
S:ゲラ
敗:大野

先日横浜で、岡田監督が石井と桐敷に直接話をしたという珍しい光景が話題になっていたが、今日の試合前にはグラウンドで、梅野、坂本、それから嶋田バッテリーコーチを交えて岡田監督から話があったそうだ。
残り試合についての話だったというが、具体的な内容はわからない。でも今はわからなくていい。シーズン後の答え合わせを楽しみにしよう。
監督の言葉を直接聞いた二人はこの先、今まで以上に奮起し最後まで投手陣を導いてくれるはずだ。
それにしても、岡田監督、梅野と坂本が一緒にいるところをタイミング見計らってたかと思うと、ちょっとかわいいし健気だ(笑)

その岡田監督、3回裏中野がセーフティバントを決めたとき、控えめだけどガッツポーズをしてた。序盤から珍しいリアクション。手応え感じたんだろうな。
近本が四球を選んで一死1塁。中野も生きて、森下がレフトへ先制のタイムリーヒット。このときの中野の走塁もよかった。
大山死球で一死満塁。
テルのライトへのアレはグランドスラムかと思ったのだけど、完全に浜風にやられた。
ただ、この犠牲フライが決勝点になった。

そこからイニングが進むにつれ追加点をとれればと、代打も代走もカードを切る得点にはならない。
5回に1点を返される。

しかし、先発大竹勝ち越しは許さず、6回からの桐敷、石井、岩崎、ゲラ4投手で無失点リレー。

6回の桐敷は一打逆転の大ピンチ。
二死2,3塁。
打者山本に対して3ボール。
このとき焦りの見える桐敷に対して坂本がマスクを外して「大丈夫」と笑顔を見せた。
桐敷は自分を取り戻したかのように3球坂本のミットへ投げ込んだ。最後は渾身のストレート。
空振り三振を奪ってスコアボードに「0」を刻んだ。

この試合、振り返れば初回からピンチ続きのゲームだった。
桐敷はガッツポーズし勢いのまま走ってベンチへ帰ったが、坂本はヘトヘト。
先にベンチ前で野手が戻るのを待つ桐敷の頭をポン。

試合前、監督から直々に声をかけてもらったその日の試合で負けるわけにいかない。
監督よ、とんでもない圧をかけてくれたな(笑)

3,4,5番に対して投げた石井あっという間の三者凡退。
8回なのか9回なのかは状況によりけりという中で、今日は岩崎が先。走者を出すも、おかまいなし。
そしてゲラが締めて初めての甲子園のお立ち台に。

本当にギリギリだったけど、粘り強くて、諦めの悪い、実にいい試合だったと思う。

さぁビーズリー!続いていこう!

[今日のノイジー]

二軍戦は榮枝のタイムリーヒットでカープにサヨナラ勝利!

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不思議打線爆発!

〈9/4 阪神 9-4 中日(甲子園)〉

勝:村上
敗:小笠原

おいテル!ちょ、ま、中野…!こら!
(二人でエラー3つ)

もう今は勝てばいいからね、いいんだけどね、勝ったからね、でも中身は不安要素もたっぷりたっだのだよね。

村上も相変わらず立ち上がり悪いし、案の定岡田監督には怒られてるし。
岡田監督、坂本の配球に「何でカーブ投げへんの」とおかんむり。
私は言いたい。
メディアで配球のこと言わんといてwww

ただ、相手小笠原はもっと悪かった。
1回裏先頭近本から始まった6連打。すごかった。
トドメ、井上広大が打った瞬間は、「まじか!!」だった。
なんという総仕上げ的なホームランかな。まだ1回やねんけど(笑)
これが井上広大の甲子園初ホームラン。

1回表の2失点で、しかも20分以上も守らされてて、エラーも絡んでたもんだから、わりかし絶望したんだけどな(笑)

5回裏の中押しがよかった!
「坂本誠志郎一軍再昇格後初安打が生まれました!」
って、まだ打ってなかったんかww
毎回坂本の打席にあまり着目するとファンとしては辛くなるんで目を逸らしてたせいで、打ってないことすらあまり実感なかった(笑)
このあと、長打も出たしな!よしよしよしよし!

そんでこの5回の坂本のヒットはまたアレを呼んだのだ。
「満塁で木浪」(笑)
もう笑ってしまおう。
なんでここであんなにしっかりヒットにできるのか、どこかの偉い先生に診てもらいたい。(え?病気?)

今日は、相手に助けられた点多々あったけど、それでもとにかくもう毎日勝っていかなきゃいけないのだから拾った星は大きかった…ことにしておこう。

明日は大竹!いけー!

石井!荒れた試合、流れ渡さないピッチングありがとう!

[今日のノイジー]

広島との二軍戦0-9て!(泣)

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高橋ハルトヒロト対決!

〈9/3 阪神 4-1 中日(甲子園)〉

勝:高橋遥
敗:高橋宏

うちの高橋には「遥」つけなくてもいいんですが、「宏」だけつけるのもなんかシャクなんでつけました。ほほっ♪
高橋ハルトヒロト対決は、ハルトの勝ち!ほほほ♪

さぁいこう!
2回裏。佐藤輝明からの打順。まず佐藤がヒットで出たのはかなりいい。日曜日のゲームのアレ(守備)で、今日のアレ(打撃)に影響出ないか心配だったんだぞ。
初回、先頭近本ヒット中野のバント二塁まで進めたのに得点できなかったところでっていうのも大きい。
そして右京さんが四球を選び、梅野。
バントの構えに対し、ファースト石川が前に出てくる中守備隊形を突いたバスターが決まった。
まずここは、この試合の大きな分岐点だった。
高橋宏斗を乗せないうちに早いイニングで点を取りたい。初回得点圏では森下大山というクリーンアップの打順だったから、こういう攻撃ができなかった。
下位打線だからこそできた策、見事梅野が成功させたことで出来たのが「無死満塁で木浪」
なんなんこのパワーワード。「納豆に卵」ぐらい強い。(ネギも。)

で、木浪が2人還して2-0。
試合前、高橋宏斗の防御率は、0.98。
1点も取れない男から、2点も!!それもあのタイガースが!!
木浪は8回にも一死満塁で打席を迎え、押し出しのフォアボールを選んでいるから、真剣にどういうことかなって思う。満塁打率5割超えと賞賛されるけれど、半分近くは失敗してるんでしょ?見たことないんですけど。(記憶とは)

そしてもう一つ大きな大きな追加点に貢献した7回裏熊谷のバント!
先頭木浪が2ベース(ここにも木浪)。9番高橋遥人のところで代打バントだ。
成功して当たり前というが、この試合を大きく左右するこの場面で決めるのは並みのことじゃないと思うのだ。私は無理だ。(でしょうね)
バント下手ではないはずの熊谷でも初球をファウルしてしまったのはそれぐらいの緊迫した打席だということだ。
でも本当にさすが。2球目で決めた。そのときにちょっと勢いに押されてうまく走り出せなかったのだけど、全力疾走を怠らないのもいい。
でな!でな!!
ランナー送ってベンチへ戻ってくるとき!!ちょっと笑顔になって指差しポーズしたやつ!!はい参った!!かっこよすぎた!!倒れるか思た!!
これが近本のタイムリーに繋がったのだから、今日は熊谷が優勝です。

今日はこの熊谷のバントも含めて、ちゃんとその役割の人が活躍できる打順の巡りバチッとはまって、そこでの作戦がきちんと決められたから、見ててもめちゃめちゃ楽しかった。

そして投げた遥人は、3戦3勝。
テンポがいいから攻撃のリズムもよくなる。
今日は7回を投げて被安打3、無失点。
打者を翻弄した91球、素晴らしいピッチングだった。
当たり前のように受けさせられる苦手なヒーローインタビュー。
挙動不審極まりなくてそれもよい(笑)

ナイスピッチング!
ナイスゲーム!

続け!村上!

[今日のノイジー]

おーい!そろそろ!

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雨にも泣いた

〈9/1 阪神 1-3 巨人(甲子園)〉

勝:菅野
敗:西勇

ゲームは7回裏終了したところで中断そのまま降雨コールド。

雨のせいにもしない、味方のミスのせいにもしない。
先発西勇輝は立派だった。
野球信頼で成り立つチームスポーツだからだ。
勝利や成功だけでなく失敗も全員で共有し、一丸となって戦う。

切り替えて次いこう。

[今日のノイジー]

でもな!!
9回までやってたらそのサトテルの挽回サヨナラ打で勝ってたんや!!
雨!てめぇ許さねぇ!!

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佐藤輝明甲子園で逆襲の3ラン!

〈8/31 阪神 4-2 巨人(甲子園)〉

勝:才木
S:岩崎
敗:戸郷

台風に翻弄された1週間。
横浜のカード最終戦が雨天中止。
ロード明け甲子園へ戻っての初戦も中止。
連敗からの二つの中止は、いつもより長く感じたし堪えた。
私はそもそも楽しみも取っておく方ではないし、嫌なことは居残ってでもその日のうちに消化してしまいたい人間なのだ。持ち越したせいで嫌な夢をいっぱい見てこの日を迎えた。(知らんがな)

先発は、中10日空けての才木。
初回、2番の浅野から連打が止まらない。
やっと甲子園に帰ってきてくれたのに、その大事な初戦が才木でこれで、相手は戸郷で、打線はアレで、どう頑張ってみてもプラスのイメージは湧かず、今日の敗戦をどうして処理しようかと考えてた。むしろ前向き。
しかし、敗戦処理中の私を才木のピッチングが引き留める。
この初回、5連打を浴びなお一死満塁という状況だったというのに、2点で食い止めた。32球も費やしてしまったがその後のイニングは徐々に立て直して、試合を作った。梅野の助けは大きかった。
こうなると、「才木が打たれて負けたら仕方ない」モード効かない。
まずい。
どうしても勝ちたい。

しかしゲームはこのあと両チームとも淡泊な攻撃が続き、終盤が近づく。
2点が重く、ホームが遠い。

そんな6回裏。
2アウトながら森下がチーム2本目、やっとのヒットで出塁。
続く大山が死球で出塁。このときの大山がすごい。当たったのが肘当てのところだったというのはあるにしても、すぐにバッターボックスを離れ静かに一塁へと歩いた。戸郷に生まれた少しの動揺を次の打席の佐藤に譲るように。
そして、佐藤輝明。戸郷の3球目。低めストレートを軽くすくったようなスイング。センターフライかとも思った打球は、台風でおかしくなった甲子園の風に乗ったのか、どんどん伸びてく。

甲子園でノーノーをやった戸郷。この日も打てていない。
3回にあったチャンスもモノにできなかった。
だが野球はわからない。

ボールを追っていた丸が見送った!
レフトスタンドの網にボールが跳ねるのが見えた!
やった!!テルがやった!!
逆転の3ランホームランだ!!!
甲子園の大歓声は、テルがベンチへ戻ってもなかなか収まらなかった。そしてそのまま熱を帯びた応援に変わって、次の右京さん梅野ともにヒットで続いた。
あと1点を願うタイガースファンが作る渦巻みたいな空気こそが台風みたいで、ちょっと怖いぐらいだった。
マウンドの戸郷は完全に飲まれてた。
そして、木浪がセンターへのタイムリーヒット!欲しかったあと1点が手に入った。
この回、タイガースは天敵戸郷打ち、逆転し、そしてマウンドから引きずり降ろしたのだ。
才木勝ち投手の権利がついた!

岡田監督は、7回のマウンド石井8回桐敷に託す。
横浜で岡田監督が珍しく直接二人に話しかけたという。これは期待の表れなんて生易しいものじゃない。
最後までやり切ってもらう、そういう覚悟をしてもらうための、また岡田監督自身の覚悟を示したものだ。

石井は、ピンチも招いたが岡田監督は「0点に抑えたらそれでええ」揺るがない。

最後岩崎。走者を出すものの丸をダブルプレーに打ち取って、タイガースが勝利した。

「勝負は9月」。
昨年今年岡田監督はずっとこれを口にしてきた。
その季節がやってきた。

[今日のノイジー]

うぉー!先制の2点タイムリーヒット打っとる!(ファーム)

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