慢心なきチーム内の戦い

〈4/28 阪神 4-3 ヤクルト(甲子園)〉

勝:加治屋
S:岩崎
敗:大西

前日3三振ノーヒットの佐藤輝明がスタメンから外れた。
岡田監督は試合後
「ボールを振らないでストライクを打ってくれたらいいと思う」単純明快だったが、今の佐藤輝明にその言葉が届くかどうか。

代わりに6番・サードに入ったのは糸原。
代打で非常に頼りになる選手だが、スタメンを諦めたことなど一度もない。
こんな選手がまだ控えでいるということがどれだけ今のタイガースを支えているのか正しく証明される日となった。
ただ、糸原は見送ればボールとなるゾーンの球に食らいついてヒットにしてしまう。これはまた佐藤の頭を混乱させてしまわないか心配だけど、もうタイプが違うと割り切ってほしいし、糸原は変態だから(笑)

糸原、すごいな!いや、すんごいな!(笑)
今季初スタメンで猛打賞、しかもあの低くて遠いボールに食らいついてタイムリーヒット、「当ててなんとかする」糸原らしいバッティングを堪能させてもらった。

私は糸原の打席での表情が大好きだ。
口の端っこから笑いが漏れて、打った自分の姿でも思い浮かべてるのか、なんせ相手ピッチャーにしたら不気味でたまらないと思う。投げる自分を見る目が完全に獲物を見つけたときの顔。嫌すぎる(笑)

野球に対してとてもまじめで後輩にも厳しい一面があるのに、どこかコミカルでおどけてチームを笑顔にする。
ハワイへの優勝旅行に行かなかった坂本へお土産を買って帰ってきてくれるなど、根っからのキャプテン気質なんだろうな。
糸原のゆで卵みたいなつるつる顔、見てるだけで幸せな気持ちになる。
あ、糸原の表情が大好きと書いてここまできたが、これじゃ単なる糸原好きだ。悪くない(笑)

佐藤輝明よ、ライバルはかなり手強い男だが、もっと強くなってくれ。

しっかしこのゲーム、勝つも負けるもサンタナ次第、なゲームだったなー。

サンタナ、5回の守備ではあんなに無理する必要があったんだろうか。近本の三塁線への打球にチャージ、逆シングルの捕球体勢しか取れず肩から転がる危ないプレー。敵味方関係なく怖かった。

そして決勝打となった大山のヒット。
ショート後方、レフトとセンターのトライアングルに、浜風がボールを落とした。
この時点でスワローズは1点リード、外野は後ろに守らせていたことも重なった。
が、サンタナに追わせてはいけなかったのだ。センターが塩見ならこうはならなかった気がする。

サンタナは2打点をあげたが、私がスワローズファンなら足りないと感じただろうな。知らんけど(笑)

そうそう、このときの森下の走塁よかった!派手なガッツポーズ、うんいいな!
2アウトだったからとはいえ、少しも緩めないホームへまっしぐらのその気迫と足は、今までの森下に足りなかったもの。

あとは小幡が今日1本でも打ってくれればなー…!
ショートの勝負もまだまだこれから。

先発才木は5回まで。
後を継いで2イニング投げた加治屋が勝利投手に。
梅野の盗塁阻止は大きかった!

今日はセットアッパーがゲラ。クローザーは岩崎。

お立ち台の加治屋と大山の、キッズインタビューの笑顔に癒された!

[今日のノイジー]

糸原の先制打に繋がるヒット!
ありがとうノイジー!

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