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三連勝で交流戦へ!

〈6-1 広島 0-8 阪神(マツダスタジアム)〉

勝:伊原
敗:森

初回、森下の2ランで先制。
交流戦を前に勢いをつける、チームにも森下にもいいホームランだった。
それだけにカープ先発の森が不安定なところをもっと攻め切ってほしかったが、なんとかという感じで6回を投げた森に対してわずか3安打。

このスミ2を守って、リリーフ大量に投入してキリキリする展開でいくのかぁ(ハイハイ)…と思いながら見る試合だったが、伊原が素晴らしい好投だった。

5回表、タイガースは無死3塁というチャンスを得たが無得点。
がっくりきてもおかしくないのに伊原本人は意に介さず。強靭なマイペースぶりで6回までわずか1安打に抑えた。
今日こそさぁ7回のマウンド。…だったが、連打で一死1,2塁となると、藤川監督が出て交代を告げられた。
自身プロ最長タイの6回1/3だった。
降板するときの悔しそうな顔が、いい意味でルーキーとも思えず、しっかりとローテの一角だという自覚があるから頼もしい。

ただひとつ、ここまで伊原を見てて思うのは、完璧を目指しすぎてるんじゃないかということ。
悪いことじゃないけれど、完璧って折れやすいから少し心配してる。
勝ちながら反省の機会があるなんて恵まれてるし、この白星は誇っていいよ。

そしてこの、イニング途中からの火消しに入ったのが2日連続でピンチを救う湯浅だ。

小園に対しては四球を出し一死満塁としてしまうが、佐々木をセカンドフライに。
そして代打野間。一打同点の大ピンチで空振り三振を奪ったときの、ガッツポーズがいかにも湯浅らしくて最高だった。

そして、勝利を一気に引き寄せたテルの3ラン。
なんじゃあれ!?!?
タイミング外されて最後は右手1本。これが入ってしまうのだから、いよいよ本当に恐ろしいな。
バット投げも久しぶりに見た。

9回には、守備固めから入っていた熊谷が今日は正真正銘のヒットで出塁。
ここから近本、中野の連続タイムリーも出て大差をつけた。

交流戦前の最後のゲーム、気持ちよく終わってはずみをつけたいというのはどのチームも同じはずだが、タイガースはこれを三連勝で終え、貯金を10とした。
出来過ぎだが、個々の選手たちを見てるとたまたまでもなさそうだ。

さぁ新庄ファイターズが北海道で待っている!楽しみだ!

あ!桐敷おかえり!待ちに待ってたんだけど出番がなくてごめん!(笑)

[今日のヘルナンデス]

ノーヒットのこんな日は、交流戦のDHを藤川監督がどう使うのかあれこれ想像してみてる。

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僕が出ている意味

〈5/31 広島 0-2 阪神(マツダスタジアム)〉

勝:大竹
S:石井
敗:床田

守備固めから熊谷が出場する機会が増えている。
ヘルナンデスがサードでスタメン出場するようになってからの話だ。
ヘルナンデスはよく守っていると思うが、まだ“試用期間”の扱い。首脳陣の信頼を得るまでにはもう少しかかりそう。
そこで終盤からは熊谷が入っているのだが、攻守に存在感を示してくれている。

9回表、二死1,3塁で回ってきた打席では、この回からショートの守備に就いていた小園の好プレーに阻まれたものの、タイムリーヒットだったはずのナイスバッティングだった。

スタメンでやりたいだろうし、やれるだろうとも思う。
だが、熊谷は、打つことよりも守ることが「僕の出ている意味」だという。
全員が自我を出してはチームとして成り立たない。その試合での役割というものが全員にある。
しっかり自分の役割を自覚してゲームに集中する。
こんな選手がベンチでいつでも出ていけるように準備してくれている。
裏返せば、今スタメンで出ている選手たちは気を抜けばたちまち自分の場所はなくなってしまう。
チームを強くするのは熊谷のような選手がいてくれることだとも思う。
8回裏には代走の羽月をタッチアウトにする、9回裏のファビアンの痛烈な打球にはプロならではの身体の使い方で、いくつもの堅い守りでチームを救った。

で、ゲームを離れると、あんな二枚目なのにえぐい三枚目キャラっていうのがまたいいよな(笑)

そして、やっと大山にヒットが出た。
火曜日に1本出てからノーヒットが続き、今日もう土曜日やで???(笑)
今日の大山のタイムリーヒットはデカかった。
0-1の9回裏二死3塁で、前を打つ佐藤輝明が敬遠された。悔しかったが、仕方ないとも思った。そんな風に感じること自体寂しくなった。
だから本当に打ってほしくて、テレビに見入った。
狙って打ったライト前、やっと出た!
嬉しくてたまらない。
もうさすがに続けてな!!(泣き笑い)

大竹!今日の好投は球場の相性だけじゃないね。まだまだ大竹の今シーズンは始まったばかり。ナイスピッチング!

[今日のヘルナンデス]

床田から5回にチーム初となるヒット。
二死から木浪の打球がセンターへ抜けると、一走ヘルナンデス激走で長駆生還!ヘロヘロナンデス!

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エース村上で初戦勝利

〈5/30 広島 2-5 阪神(マツダスタジアム)〉

勝:村上
敗:森下

4回表。二死2,3塁。ヘルナンデスの打球は、サード佐々木の頭上を越えヒットになっ…矢野雅哉ぁー!跳ねた打球を素手で取って、あの位置からあの距離を一塁ノーバンストライク送球。懸命に走ったヘルナンデスはアウトー!
もうまじで矢野いややああああ!!
ものすごいビッグプレーに、サンテレビからは、解説福本豊さん「えーっ!うそーー!?」と、実況橋本アナの感嘆の声。
ゴリゴリのタイガース目線のサンテレビがこんなになるなら、カープ寄りの中継はどんなだったか知りたくて別の中継録画を見てみた。
解説は野村謙二郎元監督。
「うぉーー!すごいなー!」
そりゃまそうだ。
だがここから。
このプレーでチェンジになってCM明け、カープの攻撃。打席には4番末包。
「これ…、末包打ち終わったらすぐ(さっきの矢野の映像)出してくれるんでしょ?」

…吹いた!4番打者の打席やで?
打ち終わるの待ってない!?(笑)

ま、それぐらいすごいプレーだったということと、村上相手に白旗状態だったという意味でもある。

そう、村上がすごかった。
7回を3安打7奪三振1失点。
速い球を投げるわけでもない。緩い球でカウントをつくりタイミングを外して相手打者を打ち取っていく。
これぞまさに投球術というピッチングで、点をとられても、球数を使っても、表情を変えることなく、飄々と試合を支配していった。

カープ森下とのエース対決はもう4度目になるが、こちらが森下を嫌がるより遥かに村上の方が嫌だな。

この試合で両リーグ単独トップとなる7勝目となったヒーローは、
「レフトの森下くんがいっぱい走ってくれて」と、いつもいじってくる後輩へのささやかな反撃と
「いつも通りに打ってくれたんで」同郷の近本へ「最高の賛辞」を送るというユーモアたっぷりのインタビューを聞かせてくれた。

1点を追う5回。近本のタイムリーで同点として(さらっと書いたけどこれが近本なんよ)、中野がさらにヒットで続いた。
二死1,3塁のチャンスに森下のところで勝ち越すのだが、レフトフライかと思われた飛球に記録は「ショート矢野のエラー」。
矢野の守備範囲が広すぎるためにレフトファビアンと衝突し、落球という形になったのだ。
2人ともすぐには立ち上がれず、たまらなく怖いシーンだった。
心配したがその後二人ともプレーを続行できたので本当によかった。
チーム問わず、野球選手にはみんな元気で怪我無くプレーしていてほしいのだ。

この5回で勝ち越したとはいえこのままではよろしくないと思いながら試合は進んでいったが…
8回裏からサードの守備に入った熊谷が最高。(最高!)
代わったところへ打球は飛ぶというが、先頭矢野の打球を難なく処理。うまい!

そしてこの熊谷は9回先頭の打順。価値ある四球をもぎとって出塁すると、初球に盗塁成功。悠々セーフの熊谷に唸ってしまう。
ノーアウトで、熊谷が、先頭で、2塁。
このシチュエーション、たまらないごちそうだ。(もぐもぐ)

そして坂本へはまたデッドボールとなりそうになったところで、ファイッ!…ちゃう。新井監督が出て来たのは申告敬遠のため(笑)
一塁空いてたのと、次当てたらせっかく仲直りしたのにややこしいからな(笑)

次の木浪は見事にしっかり送りバントを決めて、一死2,3塁の形に。
1点をとりにいく中で代打のコールは豊田。
打席に向かう前に、小谷野コーチが耳打ちしてたシーンは、ちょっとグッとくるね。秋季キャンプから豊田のバッティングをずっと見てくれて気付きを与えてくれた恩人。
塹江の速球に振り遅れていたが、打てたのは一番速かったストレート。
しっかりセンター方向へ弾き返して、1点を返す、なんと犠牲フライではなくセンターオーバータイムリー2ベース。
守備隊形が前だったからだけど、どっちにしてもランナーを還すバッティングに徹して、なおかつそれができたのは、豊田の小谷野コーチへの恩返し。
豊田の存在が、毎日大きくなっていってるの、シンプルに嬉しいよね。

ベンチに帰るとビシバシ叩く仲間たち。
みんなも嬉しいんだよな。豊田が打てて。
しかしちょっと遠慮せえ。(笑)

初戦、とったど。
さあ続け大竹!

[今日のヘルナンデス]

いい?カープ戦では三遊間に打ってはダメ。あ、二遊間もダメ。
場外ホームランぶっぱなすぐらいのつもりで高く遠くへ打ちなさい。

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負け方

〈5/29 阪神 1-5 DeNA(甲子園)〉

勝:ジャクソン
敗:デュプランティエ

勝っても負けてもこのカード、タイガースは毎日1点しかとれなかったのですよ。
1日1点、3日で3点…(ワンツ-ワンツ-♪
要するにね、ピッチャーがゼロで抑えないと勝てないようになってんですよ。
さすが。(どこが)

しかし、負け方としては悪くなかったのではと。シーズン50試合は負けるとして、そこをどう負けるかっていうのは、結構大事で。タダで転ばんというか。

まず、デュプランティエが来日初となる7回を投げた。
その7回にピンチを招いたことも、そして今日は抑えられなかったことも、デュプランティエには大きな経験になった。
宮崎への押し出しとなったジャッジについては、見方によってボールともストライクともとれるものだったと思う。
だからその次が大事だった。
代えることより乗り越えてもらおうと動かなかった藤川監督にここは賛同。
次はスーもらお!

そしてこれはかなり待ってたやつ。
木下里都が初の一軍のマウンドへ!
22日に登録されていたが、接戦続きでなかなか登板機会がなかったのだ。
3点ビハインドの9回に登板。
やっぱ速いな!
そして落ち着いたその風貌は、ルーキーのそれじゃない。
失点してしまったが、まだまだここから。
ベンチでは坂本の話を一言も聞き逃すまいと目も逸らさない姿勢が新鮮。おい!聞いてるか才木!(笑)

それにね、及川も石井も岩崎も3連投目になるってところで、6連戦の真ん中、かなり厳しいところだったので温存できたのは大きい。

あとはそうだなー野手は、いいピッチャーだから打てないじゃなくて、チームとしての対策を!

課題はたくさんあるけど、個もチームも乗り越えていこう。

[今日のヘルナンデス]

今日も好守備と、それにヒット1本。
それはそれでよかったのだが、誰とでも毎日コミュニケーションをとって、全力疾走を怠らず、ヘルナンデスの緊張感とひたむきさは、チームに不可欠だ。

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怖い話…

〈5/28 阪神 1-0 DeNA(甲子園)〉

勝:門別
S:岩崎
敗:ケイ

昨日バウアーで、今日はケイ。
で?明日はジャクソンだって?
前世で何をしでかしたらこんな先発毎日当てられるん…

そりゃもう2点も3点もとれるなんて思ってもなかったし、実際とれなくて「でしょうね」だし何も驚きはしないのだけど、
・2回は二死満塁
・3回は一死2,3塁
・4回は二死2塁
・5回はまた二死満塁
という門別が「無失点」だったのには驚いた。同じ分量で、ベイスターズ打線にも驚いている。

まず門別だ。
悪くてもなんとか踏ん張れたのは、来週の北海道での凱旋登板がかかっているから。
ファンとしても地元で投げてほしいと見守った。
藤川監督も同じ思いだったようだが、これ一応合格ラインには達したってことでいいんやん…な?

そして大きなお世話だがベイスターズ打線だ。
11安打で13残塁。いい当たりは野手の正面。謎に好プレーにも阻まれる。ギリギリの門別からあと1本が出ない。3試合連続の零敗、33イニング連続の無得点……キャァァアアアア!…
あかん!怖い!これ以上無理や!

近本いこう。
お立ち台での(プレーのことちゃうんか)
「門別の投球内容をどのように見てたか」マイクを向けられた近本の答えがとても理知的だなぁと聞いてたのだけども…
「緊張感のある試合運びだったなぁと思います」
↑これね。
近本が京都弁話す人じゃなくて本当によかったと思っているのです。

「えらい緊張感ある試合運びしはって~」やってみ?だいぶ意味変わってしまうんやぞ…
(後ろで守ってるんうちらやなかったらどないなってたかわからしまへんえ)という意味やで?…怖すぎやろ…

あかん!また怖いことなってる!!

島田よかったよ!
スタメンで出ている野手でさえ手こずっているケイに対して代打で出てきて追い込まれながらも気迫の進塁打。
今日の近本の決勝打の生みの親は島田と言ってもいい!あ、ちょっと待って島田好きすぎて言い過ぎた。先頭で出た木浪だったわ。すまんすまん。また今度だ!

木浪!ケイからマルチ!ナイスバッティン!

そして今日もまた投手陣の皆さまには大変なご負担をおかけしてしまい誠に申し訳ございませんでした。
明日も試合ございますのでどうぞしっかりお休みになってまたお願いいたします。(お願いすな)

[今日のヘルナンデス]

今日も、テルと森下に守備位置をあれしてもらって、サードでスタメン。

初回先頭桑原の打球にいい反応してたの見て満足。一日一善。(少な!!)

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延長戦のヒーローたち

〈5/27 阪神 1x-0 DeNA(倉敷)〉

勝:岩貞
敗:山崎

押し出しとなった最後の中川颯の球は大きく外れた。
森下はヒットで決めたくて制球定まらない颯のボールにも振っていったが、あそこまで外れるとさすがにとどまってくれた。
場面場面で求められる役割に応じて「振らない」森下というのが出てきたら、もっと恐ろしくてもっと楽しくなるなぁ、と思う打席だった。
とはいえ、森下が振ってくるからこそ颯もあのようなピッチングになったというのもあるだろうから、まぁ、いつか、ということで。

でな!
お立ち台には、延長11回裏先頭ヒットの糸原と、押し出し四球をもぎとった森下という打のコンビ。
糸原の隣でうかつなことを言えなくてピリピリしてる森下もいいっちゃいいけども(散髪もしたしな!)…

パーフェクトリレー及川、石井、岩崎、湯浅、岩貞も絶対ヒーローだぞ。
1点もとれず拙攻を繰り返したがゆえの延長戦だぞ。
それをあのリリーフたちは、点をやらないどころかバットにすら当てさせないほどのピッチングで最後まで希望を繋いだのだ。

いいよなぁ野手は加点方式でちやほやされてさ。
リリーフ陣は減点方式。0で繋いで当たり前でミスは許されない。
そんなのおかしいぞ!
もう今日という今日だけはなぁ!(何と戦ってんねん)
心から、あのピッチャーたちにお礼を言いたい!(だけかい)
先発の才木も毎回ランナー出しながらでも頑張ったから一緒にお立ち台あげたろ。
ゼロ封リードの梅野も上がっとこか!

バウアーがほんと今日もやばくて(すばらしい)、ベイスターズ打線は同じくらいやばくてずっと押されてたのに、ものすごく耐えた。

こんな試合ばかりでは身がもたないけれど、今日だけは勝ったからよしとするか。
しかし週の頭の火曜日から延長戦て、やめて……

[今日のヘルナンデス]

ヘルナンデスは今日もサードでスタメン。
佐藤輝は、ライトへ。
森下が、レフトへ。
ヘルナンデスのためにみんな申し訳ない…!

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坂本誠志郎の日!

〈5/25 中日 1-5 阪神(バンテリンドーム)〉

勝:湯浅
敗:マルテ

昨日の9回のことは、井上監督、藤川監督、審判団との間で手打ちになったようで。

さて。
サードにヘルナンデス。来日初スタメン。
では佐藤輝明はというとプロ初のレフトへ。

キャンプでは外野守備も練習したとはいえ実戦乏しく、彼のスタメン起用を考えた場合、テルにサードを譲ってもらうしかなかった。
4番の守備位置をあまり動かしてほしくないのだが、テルは猛打賞でひとまずはバッティングに妙な影響はなさそうだったので安心した。
でね、ヘルナンデスはせっかく肩も強いのだから今からでも真剣にレフトやってほしいんだが。
そんなヘルナンデスは、7回、来日初長打となる2ベース!あの外のボール、届くんだなー!

先発は伊原。
3回表、一走坂本を送れず走者として残ってしまい、近本の2ベースで一塁から激走するも本塁死。
だがこれら「バント失敗」になってしまったのも、近本が打点損したのも、ひとえに坂本の足が遅いせいだ。でもどうにもならんので笑って許せ。(謝れよ)

しかし伊原の足が速いのはよくわかった。
そして、あの激走があってすぐのピッチングになんら影響がないこともよくわかった(三凡すごっ)。
汗を含んで重そうなユニフォーム姿を見るたびに、ちょっと申し訳ない気持ちになるけれど、そうか、坂本に対する無言の抗議ってやつだな(違)

…と坂本をさんざんいじってみたが、今私は、坂本と橋本アナとの楽しそうなヒーローインタビューをこれでもかってぐらい何度もリピートしてずっと笑っているのだ。(絶賛涙目)
そう!今日のヒーローは坂本なのだ!
嬉しいなんてもんじゃない。今日という日を日本でなくてもよその国でもいいから祝日にしてほしいぐらい。

5回表のスクイズ成功。さらに9回には勝ち越しのタイムリー2ベース!
マルチ安打に決勝打という3打点で、パスボールからの失点分は取り返したに違いない。

1-1で迎えた9回の攻撃は、代走で出場していた熊谷から。
この熊谷のヒットがなければ何も始まらなかった。
そして7番の木浪はこの日3つ目となる価値あるバントを決め、無死2,3塁で坂本の打順だったわけだ。
ここで藤川監督が坂本に声をかけていたシーンサンテレビは捉えていた。
あとで知ったが、坂本が打席で迷わず最初からスイングできるようにと明確に指示してくれていたんだね。
これ、藤川監督のグッジョブだと思うのだ。サイン気にしながらじゃ集中力欠けるもんね。それに坂本は意気に感じただろう。
坂本が言うとおり「延長がよぎった」ファンはスタンドだけではなかったと思うけど(笑)、おかげで延長は免れたのだ。

歓声を欲しがる坂本へ大歓声を送ってくれたレフトスタンドのファンの人たち、最高だった。(まだ涙目でリピート中)


湯浅!2イニング、ありがとう!
勝利呼べるピッチングだった!
月曜日を気分よく過ごせるよ!

[今日のヘルナンデス]

試合後のハイタッチに並ぶヘルナンデス。
前にいる糸原の肩を後ろからもみもみ。
糸原!あんたって人はまた新たな外国人を手懐けとるんか!

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やり切れない打ち切り

〈5/24 中日 5-4 阪神(バンテリンドーム)〉

勝:清水
S:松山
敗:工藤

先発大竹が5回3失点。
失点数より、球数がかさんだのが痛かった。
連日リリーフ陣をつぎ込んでおりブルペンはかなり厳しいからだ。

そんな中だったから、岩貞の2イニングは、今のチームにも岩貞にもとても価値のあるものだった。連続の三者凡退には目を見張った。
何でも屋みたいな立ち位置にも岩貞は腕を振ってくれる。
岩貞自身、今は無我夢中かもしれない。
まだまだここから。やってもらおう。

9回裏二死2塁の場面。中野が間違っていないことだけは言っておきたい。
後ろへ繋ぐ意識の高い打席だった。

ボール判定なら勝てたとかいう以前に、真剣勝負に引き込まれ野球の醍醐味というものが確かにそこにはあった。やり切って負けたならまだいい。打ち切りになってしまったのがやり切れない。

終わった試合は戻ってこない。
どうやって切り替えるん。こんなん。

モーチョだモーチョ。

[今日のヘルナンデス]

テルの特大ホームラン。ベンチで出迎えたヘルナンデスは
「フォッ!フォッ!フォーー!」
打ったテルより興奮してる(笑)

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延長戦制したのはタイガース!

〈5/23 中日 0-3 阪神(バンテリンドーム)〉

勝:湯浅
S:岩崎
敗:藤嶋

まずい試合だったぞ。
まず、村上に勝ちをつけてやれなかった。
村上は5回6回7回、全て3塁にランナーを置いてのピンチ。だが決して折れることはなかった。
それどころか体力的にも厳しくなるはずの7回には、この日最速150キロで中日打線をねじ伏せた。
自分で招いたピンチなんて言ってしまえばそれまでだ。しかし、今日の涌井と味方打線を見て、1点すら与えない気迫のピッチングには十分勝利投手の権利があった。

まずいその2。
涌井だ。7回を投げたのが今季初めてだという。タイガースは涌井の前にわずか3安打。得点できなかった。

なのでまずいのだが、この涌井と村上との投げ合いという見方をすれば、めちゃめちゃ面白かったとも言える。
涌井、来月で39歳やで?
勝ち星は打線との兼ね合いがあるといっても昨年3勝しかしていないピッチャーやで?
そんな涌井が、ゲームを作るどころか有無を言わせない圧巻のピッチングを見せていて、村上もこの大ベテランに正面から挑んで同じ7回を投げた。

この二人の対決、決着するまで見たいな。

手に汗となった投手戦に、いい守備もあった。
5回裏、一死1,3塁のピンチに坂本が三走カリステをけん制アウト。坂本が投げた瞬間から息止まったわ。悪送球とか後逸とかそういうのしか脳内に再生されていなかったもので。(笑)
テル!アウトにしてくれて本当にありがとう!
そして、坂本の落ち着いた一連の動きはいかに全部見渡せているかがよくわかるね。何より、アウトとったあと真っ先にタイムとって村上に声かけてるところが、坂本のこの日一番の好プレーだったと思う。
アウトとっても喜んでないね。次のアウトをとりに行くのだ。
サンテレビのデキる人がいつでも見れるようにしてくれていたので貼っておくよ!


あ、坂本は、その前の攻撃の遊併打といってこいかな(笑)

そして、今日もピッチャー陣には最敬礼。
この村上のあとの延長戦をゼロで繋いだ、
2イニングの石井、勝利を呼び込んだ湯浅。抑えは岩崎圧巻。
桐敷不在の中、とくに石井には負担をかけてしまった。ありがとうな!
湯浅!997日ぶりの勝利おめでとう!

0-0のガマン比べに突破口を開けたのは、11回先頭代打糸原!まじで何か起こしてくれる!
8回の守備から出場していた梅野も初球ナイスバント!打順が9番だったというのも幸いした。
1番に回って近本!もう、この時点で決まった気すらしてた(笑)

そして!森下ー!膝は痛いと思うけど、今日スタメンに名前があってどれだけ安堵したか!
そしてここで森下に打順が回ってもっと嬉しかったよ!2点タイムリー2ベース!

ビジターゲームで何度も訪れたピンチ、それも今日もほぼ4時間(3時間58分!)という3戦連続の長時間ゲーム。本当によく耐えた。
こんなにしんどい試合にしなくたって、もっと早めに点とってくれてええんやで?(笑)

明日はデーゲーム。
しんどいけど全員で乗り切っていこうな!

[今日のヘンルナンデス]

あ、間違えました。(笑)

[今日のヘルナンデス]

昨日「これは…あるな!!」と書いたけど、「なかった」な!
スタメンかと思ったのに!(笑)

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連夜の4時間超

〈5/22 阪神 2-3 巨人(甲子園)〉

勝:船迫
S:マルティネス
敗:ネルソン

10人の選手が入れ替え。
<登録>
岩貞
椎葉
木下
ヘルナンデス
島田

<抹消>
桐敷
富田
ビーズリー
楠本
前川

故障も不調も、その選手一人の問題ではなくて、チーム全員で乗り越えていかなきゃならないもの。
上がってきた選手たちには、自信を持って臨んでほしい。

8回裏、森下は自打球を膝付近にうけ、その後の守備から交代。森下が打線からいなくなった。
無死満塁で1点もとれなかったことと同じぐらい大きく心配している。
森下の膝が頑丈であってほしい…。

全体を通してはいいプレーもあったが、んんんんんんんんんん…やっぱりとれるときにとっておかないとこうなるというゲームになってしまった。
延長11回の総力戦。残った野手は榮枝一人だった。

豊田!内野安打で今季初ヒット!マルティネスからな!あとがない二死から繋いだ素晴らしいバッティングだった!

デュプランティエ!再三のピンチを招きながらも6回1失点は謎!(笑)
点とってほしかったよね。
スーをいただきたかった…

[今日のヘルナンデス]

開幕戦は一軍ベンチで迎えた。
2戦目、代打で初出場。
3戦目は出番なし。
4戦目、京セラ開幕で登録抹消。(超ガーン)
あれから2ヵ月近く、やっと、やっと…!
帰ってきた今日のヘルナンデスなんです!
くだんの無死満塁の8回裏のチャンスは、ヘルナンデスが先頭で出たからなんです!
粘って打った7球目、レフトへと抜けていった!
うぉー!コンパクトなバッティングぅー!(笑)
記念のボールをベンチで受け取ると、ものすごく嬉しそうにはしゃいだ。
これは…あるな!!

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