僕が出ている意味

〈5/31 広島 0-2 阪神(マツダスタジアム)〉

勝:大竹
S:石井
敗:床田

守備固めから熊谷が出場する機会が増えている。
ヘルナンデスがサードでスタメン出場するようになってからの話だ。
ヘルナンデスはよく守っていると思うが、まだ“試用期間”の扱い。首脳陣の信頼を得るまでにはもう少しかかりそう。
そこで終盤からは熊谷が入っているのだが、攻守に存在感を示してくれている。

9回表、二死1,3塁で回ってきた打席では、この回からショートの守備に就いていた小園の好プレーに阻まれたものの、タイムリーヒットだったはずのナイスバッティングだった。

スタメンでやりたいだろうし、やれるだろうとも思う。
だが、熊谷は、打つことよりも守ることが「僕の出ている意味」だという。
全員が自我を出してはチームとして成り立たない。その試合での役割というものが全員にある。
しっかり自分の役割を自覚してゲームに集中する。
こんな選手がベンチでいつでも出ていけるように準備してくれている。
裏返せば、今スタメンで出ている選手たちは気を抜けばたちまち自分の場所はなくなってしまう。
チームを強くするのは熊谷のような選手がいてくれることだとも思う。
8回裏には代走の羽月をタッチアウトにする、9回裏のファビアンの痛烈な打球にはプロならではの身体の使い方で、いくつもの堅い守りでチームを救った。

で、ゲームを離れると、あんな二枚目なのにえぐい三枚目キャラっていうのがまたいいよな(笑)

そして、やっと大山にヒットが出た。
火曜日に1本出てからノーヒットが続き、今日もう土曜日やで???(笑)
今日の大山のタイムリーヒットはデカかった。
0-1の9回裏二死3塁で、前を打つ佐藤輝明が敬遠された。悔しかったが、仕方ないとも思った。そんな風に感じること自体寂しくなった。
だから本当に打ってほしくて、テレビに見入った。
狙って打ったライト前、やっと出た!
嬉しくてたまらない。
もうさすがに続けてな!!(泣き笑い)

大竹!今日の好投は球場の相性だけじゃないね。まだまだ大竹の今シーズンは始まったばかり。ナイスピッチング!

[今日のヘルナンデス]

床田から5回にチーム初となるヒット。
二死から木浪の打球がセンターへ抜けると、一走ヘルナンデス激走で長駆生還!ヘロヘロナンデス!

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