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雨降って首位固め

〈7/9 広島 1-3 阪神(マツダスタジアム)〉

勝:大竹
S:岩崎
敗:大瀬良

濱中さーん!お誕生日おめでとうございまーす!
言うとこ!(笑)

さぁいこう!
試合直前の雨で30分遅れで始まったゲーム。
延長戦でもないのに終了時刻が22時を回って、この蒸し暑い中、選手もファンの人たちもみんなおつかれさんやったで!あ、サンテレビのみなさんも!(あ、てなんやねん)

海の向こうでは、青柳さんが相変わらず登板予定日に雨を降らせていて、こっちはこっちで大竹さん。二人ともさすが。

大竹はもう慣れたもの。
この雨も暑さも全て自分の中で消化できていて、「らしい」ピッチングだった。
1点リードの6回、二死1,2塁、一打同点どころか逆転まであるピンチを招いて降板したが、ここは継投でいい。
大竹は悔しそうだったが、広島キラーのまま終える方がずっと大事だ。
それに湯浅の火消しが見事だった。この湯浅と8回にピンチ作りながらも切り抜けた石井も、とにかくリリーフ陣たちよ。
及川と岩崎も言わずもがな。

テルの弾丸みたいなホームランで先制。
このホームランがよかったのは当たり前だが、同点に追いつかれたあと、一死満塁からのゴロ打って1点とったテルの打点の取り方が、だいぶいい。
大瀬良からそうポンポン打てるもんじゃない。
最低限でも欲しかった追加点を、きっちりモノにした打撃と全力疾走。チームバッティングを感じる。

そして、森下な!テルが打点をあげれば、負けじとまたタイムリーを放つ。

そんな火花散るような打点王争いにせっせと燃料を投下しているのが近本だ。4安打て(笑)
そして、近本の出塁の影にはこの人あり。4回表と6回表に2アウトで回ってきた坂本誠志郎だ。
しっかり大竹まで打席を回してイニングを終わらせていた。非常に地味な仕事だが、おかげで近本が気持ちよく打てたもんな!

決定的に何かをやられたわけでもないのに失点し、謎に反撃もできないカープはさぞ気持ち悪い試合だったろうとも思う。いい試合だ。(笑)

さぁ、また次だ。
しまっていくぞ!

[今日のヘルナンデス]

テルがホームラン打って戻ってきたとき、森下多分後ろに下がってたから森下の代わりにジャンピング肘タッチ。
ものすごく元気ありあまってそう(笑)

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汗かき才木がんばれ才木!

〈7/8 広島 1-6 阪神(マツダスタジアム)〉

勝:才木
敗:床田

背中を丸めてハイタッチの列に混じる男がいた。
才木だ。
ちっちゃっ…!!
身長は189.ちょっと。
いやでかっ…!
なのにちっちゃっ…!!

「もうちょっと点取ってほしいですねー」なんて、野手に対して注文つけて底抜けに明るく笑ってた才木はどこ行った!?
まぁでも見ようによっては、ヘコヘコと頭下げてるのですら、クラスのお調子者が先生に見つかってなんとかその場をしのごうとしているようにも見える。どこかコミカルなんよなぁ才木。愛嬌は最強の武器。

才木は、先週に続いて今日も5回で降板。
それも、よく5回投げさせてもらえたな、と。4回で交代になるかと思った。
初回からピンチを招いて、4回裏には一死満塁の大ピンチ。どこへ何を投げても決まらない。相手のミスショットに助けられた。
5回114球、四球4で失点は1。
野手に勝利投手にしてもらって、願いは叶っただろうか?
きっと全然嬉しくないね。やっぱり自分でゲーム作って全部投げて、「1点あれば十分」ぐらいのこと言おうか。
こうして才木は無援護の世界に自ら戻っていってしまう。(笑)
いや戻らんといて。「7回2失点で勝利投手」ぐらいから目指そうか。

一方、カープ床田もよくない。
床田にいたっては才木より早い4回まで。
打順が回ってきたとはいえまさかの降板に、後から後から点を積んでいくタイガース。そらそうなるて。

森下、佐藤輝、大山のクリーンアップ3人ともがマルチヒット。
大山はアベレージヒッターに転向したの?(笑)

しかし今日の試合ひとつとっても、打ってる。そして何より、スキのない走塁、手堅い守り、好リリーフが当たり前になってきてる。

これらを大きく取り上げたい記者さんたちの質問に、藤川監督の言葉がどんどん短くなっていってる。
一番怖いのは緩んでしまうことだから。
なんたってまだオールスター前。
地に足つけて、さぁ、次だ。

右京さん!ナイスバッティン!

[今日のヘルナンデス]

代打一番手から目指そか。

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攻守堅実

〈7/6 DeNA 1-5 阪神(横浜)〉

勝:伊藤将
敗:ジャクソン

ジャクソン、編み込みヘアにして涼しくなってる。
見てるだけで暑かったのでそれがいいよ。

さぁハマスタ3戦目。
難敵続きで、今日も苦手ジャクソンだったが、初回、中野がセンターへのヒットで出塁。
執拗にけん制するジャクソン。よほど中野の足が気になったんだろうな。スタートを切っては戻る中野、暑いのに元気だなぁ…ってぼんやり見てたら、森下が打った!デカイ!2ランだ!
うわわわわ!どしたどした!え!??!
さすがに今日は1点とれるかどうかってところで、大きな先制。
って思ってたら、次の佐藤輝もホームラン。
二者連続のホームランで3点。え!?
これが勢いってものか…怖い。

3点のリードをもらった伊藤将司は、2回の先頭牧にソロ1本を浴びるが、ゴロ量産型のマイペース。

この展開に焦ったのはベイスターズベンチ。
ジャクソンの打席が回ってくる6回裏の攻撃前に円陣を組んでなんと三浦監督自ら声かけ。
2本のヒットは生まれたが続かず無得点。
この行動、監督、相当参ってるのな、って相手チームにも見えてしまうどころか、肝心の選手たちにもそういう風に映ってしまう。

ではなぜそんなに焦ったかというと、タイガースの守りがそうさせた気がする。
中野を筆頭に内野が固い。抜けたと思う打球がどこも抜けない。ゴロを打たせる伊藤将司と坂本のバッテリーの術中にはまる。

攻撃では、先に書いたテルのホームラン、森下は2本のホームラン、大山にもタイムリーで、クリーンアップ揃い踏みで打点をあげ、派手に好き勝手やっているようでいて、進塁打や犠打などそれぞれの選手たちがしっかり持ち場の仕事をやっている。

これで連勝は8。
強い戦いができたけれど、今一番大事なのは調子に乗らないことだ。もうこれは本当に。頼む。この頬を誰かひっぱたいてくれ。ずっとニヤニヤが止まらないんだ。(おまえかい)

さぁ、次は広島。
一旦戻ってまた一からのつもりで頑張ろうな!

[今日のヘルナンデス]

いつでも準備しといてな!

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熊谷熊谷!デュープ完封!

〈7/5 DeNA 0-3 阪神(横浜)〉

勝:デュプランティエ
敗:大貫

前日休養の大山は定位置ファーストでスタメン。
7番ショートは熊谷。

…熊谷?
小幡に休養を与えたいと考えていたとしても、相手先発は右の大貫。小幡の打席内容は悪くない。なのに今日休養日なのか。へぇ。
一瞬疑問に思いつつもそれほど不思議なことだとは思わなかった。
なぜなら熊谷のスタメン起用は全くアリだからだ。
試合後藤川監督は、「現役が終わるまでチャンスはある」と言った。
この熊谷起用は、今控えに回っている選手や、ファームで汗を流す選手に強烈なメッセージになるね。
ただし簡単なことじゃない。
熊谷は、いつも準備して、出場機会がなかったとしても常にシミュレーションしながら試合に臨んでいる。
ベンチでは他の選手のバッティングも分析しながら見ている野球オタク。2年前だったか、1歳上の近本に独自の理論で助言し、感謝されたことがあるほど。
試合前の球場に姿を現すのも早い。
余談だけど、今一軍マネジャーを務める清水誉さんがサブマネだった頃、現役時代の鳥谷さんが毎日球場に来るのが早すぎて自分もその分早くなるのだと、笑って教えてくれたことがある。
今季は熊谷や、今はファームの木浪のために早起きしてくれてるんだろうか(笑)

だが、いくら準備してたって巡ってきたチャンスに結果が出なければ使われない。
前夜のタイムリー2ベースは熊谷自身にとっても本当に大きかった。

とはいえ、藤川監督は今日の結果が先に見えてたわけじゃないよね!?
先発起用のゲームで、プロ初の三塁打、プロ初の1試合3打点。
チームの全打点が熊谷の打撃によるものだ。
いくらなんでも出来過ぎだ、と思う一方で、当然だとも思える不思議な選手。
今でも十分きついがまだここから本格化する夏を前に本当に頼もしい。

そして前日休養の大山は猛打賞。休ませたことが間違いじゃなかったと証明してくれたから、これで他の選手も休ませられるね。
右京さんもマルチで、熊谷の3打点に貢献。

そして、なんといってもデュプランティエ!
散発3安打、108球で完封勝利。
打者はあっという間に追い込まれるからその前に打ちたいのだけど当たらない。
奪三振数はバウアーを超え95、セ・トップに躍り出た。
バウアーの投球回が100.1回、
デュプランティエは75.2回
だからその凄まじさが際立つ。
味方ながらその存在感強すぎて怖いよ!(笑)

さぁ、何連勝だか知らんふりして、しっかり次またとるぞ!

[今日のヘルナンデス]

あかん!打った熊谷よりベンチのヘルナンデスの笑顔見たさが勝ってまう!

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投手戦で大勝!

〈7/4 DeNA 1-7 阪神(横浜)〉

勝:村上
敗:伊勢

試合前、大山の名前がスタメンになかったことに驚き、うろたえた。
前夜猛打賞で貴重なタイムリーも打っている大山だから、スタメン落ちなんて何かあったとしか思えなかったのだがベンチにはいた。
試合後、藤川監督の口から屋外でのゲームが続く中での休養だったと話が出たが、そういや大山、今年ケイから1本も打ってない。
猛打賞で気のいいまま、休みとらせて、かつ、苦手投手が降板後に代打。強いカードを最高の場面で使う。うますぎ。

先発は村上。
5月30日以来白星がない。
今日何月何日だと思ってんだ。いい加減勝たせてやってほしいが、打線がもう…難敵ケイの前にヒットは2本。いやほんともう…
対するベイ打線。3回までノーヒットだったが、4回裏、先頭桑原がこの日村上が出した初めての四球で出塁すると盗塁を仕掛け、次の佐野がタイムリーヒット。
このへんは敵ながらあっぱれの鮮やかな攻撃だった。この先そうないワンチャンスをしっかりモノにしたところはうらやましいほど。

しかし村上はその上いってた。圧巻だったのが7回裏。
無死1,3塁という大ピンチ。球数は100を超えようとしていた。汗がしたたる中、気持ち入れて投げた抜群のコースもボール判定。それも二度も。
それでも村上は坂本の構えるところへ投げ込んだ。
勝利投手の権利がかかっているわけでもない。なんならこのままだと負け投手だ。それでも味方を信じ、気持ち切らすどころか、打線を鼓舞するように強いストレートを投げ続けた。気力と体力、これぞエースというピッチングだった。
村上がしのいだこの回、ケイに代打が出ており、望みが生まれた。

8回表、この回に逆転しなければ村上に勝ちはつかない。
先頭はそれを一番痛感しているだろう坂本。
ケイに代わった伊勢からようやくヒットを打って出塁。
ここでまさか代走を出すとは予想外だった。勝負、はわかるが昨日とは状況が違う。次の打順は村上のところ。ピンチバンターかと思いきや…ケイが降りての大山!
大山もヒット!大山にも代走!藤川監督ガンガン攻める(笑)
かくしてノーアウトで三走植田海と一走熊谷という、キラキラ光る眩しいダイヤモンドが出現。
そしてここで1番近本同点のタイムリーヒット。村上の負けをまず消した。

まだチャンスは続く。中野送りバントで一死1,2塁。
森下は満塁策で敬遠。ネクストの佐藤輝はビックリした表情。
狙って空回りしないかという心配の中、さらりとレフトへ犠牲フライ。勝ち越した!!ちょっと待ってテル!そんなに割り切って打てるようになってるとかワシ聞いてないぞ!(笑)

そう!これでベンチの村上に勝ち星!その目も星が入ってキラキラしてた!

ただし、まだ1-2という厳しい状況に変わりないどころか、この裏はこの日タイムリー打った佐野から始まる怖い打順。…だったがタイガースのブルペンには石井がいるのだ!(嬉)
牧、混乱してたね!

9回表。1点差。追加点がほしい。
先頭小幡の四球と、梅ちゃんのバントでしっかり形を作ったのだが、次は代走からの植田海。いや、失礼、「だが」ってなんやねん。
植田海今季初ヒット!しかもタイムリー!うぉー!
で、続く代走からの熊谷!これもタイムリー!うわー!
え?え?代走二人の連続タイムリー2ベース!?え?(笑)

ここで三浦監督は、元阪神の岩田将貴をマウンドへ送ったが、止まらない。近本も打って、3者連続タイムリー2ベース。いつもバントの中野もここは気持ちよく打たせてもらってタイムリー!岩田ゴメンまた会おう!

代わった松本凌に森下はゴロに倒れ、あ、森下今日ノーヒットだわ…。
二死2塁からテルがライトへタイムリー!
1-7!
代打の島田海吏でやっと止まった(笑)

9回の攻撃で忘れてしまいそうだが、今日は村上とケイの見事な投手戦だった。
先発がゲームを作り後ろもよく守って最小失点。
我慢して耐えたからこそ得られた勝利だ。
素晴らしいゲームだった。

勝ちマッスルの翌日勝ったぞ。石井よかったな!(笑)
さぁまだまだいくぞ!

[今日のヘルナンデス]

植田海のタイムリーに大盛り上がりのベンチ。頭を抱えて驚くテル。そのテルの様子に笑い崩れているヘルナンデス。
あんた、大山の代わりのファーストスタメンでノーヒットやったんやで。もう忘れてそう(笑)

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お立ち台に豊田!

〈7/3 阪神 3x-2 巨人(甲子園)〉

勝:石井
敗:マルティネス

先発伊原が珍しく初回に2点を失う。
このあとも毎回ランナーを出しながら厳しい展開が続いていたが、慌てることなくマイペースで自分の投球を続けていた。ルーキー…?だったよな??いつもより汗の量が多いように見えたのもこの蒸し暑さのせい。焦りとか全然関係なさそう…怖いわぁ…
そんな伊原だったが5回表にはさすがに3点目やられた!と思ったのだけど味方の好返球で無失点。

そう!この味方というのが、今日のヒーローの一人、豊田寛だ!
この男、二度も併殺打を繰り出しチャンスを潰していた。二度目なんて大山のタイムリーで盛り上がった直後だったから、思わず二度見したで…
悪目立ちしていたのに、評価を一変させたのが、先に書いた5回のバックホームだった。
ただし、それでも打席では結果残せず、ランナーのいない7回には見逃し三振。見送った球はボールだったけどね。
だがこれが、今から思えば伏線になってた。

5回裏ヘルナンデスの犠牲フライで追いつき、同点のまま迎えた9回裏。
マウンドには無敵のマルティネス。…だったが、先頭森下がヒット!これが甲子園のボルテージを一気に上げた。
藤川監督は、森下に代走植田海を出した。勝負。
次の佐藤輝明の打席では、植田海の足を警戒したマルティネスのけん制球をファーストの中山が捕球ミス。
ジャイアンツベンチは佐藤との勝負を避け、大山。
その大山はピッチャー強襲のヒット。
無死満塁で、豊田。
繰り返しになるが、二度の併殺打、見逃し三振という結果しか出ていなかったバッターだ。それでも藤川監督は打席にそのまま豊田を送った。
残る控え野手と、豊田とを天秤にかけたとき、豊田に感じる反発力の方が大きかったのか。試合後には「流れ」とサラリと言ったが、胸のうちは熱くなってたはず。
それに豊田は代打での打席に強い。この打席は代打ではないけど、とても代打っぽい場面。
さぁ行け。
カウント3-1の5球目。150キロを超えるストレートにバットを出した。ファウル。際どいコースだったが豊田は振った。7回裏をやり直すかのよう。
見送ればサヨナラの押し出しだったじゃないかというのもわかる。
でもあれを振った豊田にこそ拍手を送った。
豊田にも明日があるのだ。振れなくなって去っていく選手になってほしくない。
次の速球も続けてファウルにして、そして7球目、大きなフライを外野へ飛ばした。
サヨナラの犠牲フライだ!
豊田が決めた!!

勝利投手は、9回を投げた石井大智。
同級生のお立ち台、いいね。
豊田が初めての甲子園のお立ち台に緊張なのか感極まっている中、隣で助けるでもなく平然と豊田をいじってみせる石井(笑)

藤川監督の継投を正解にした、木下、ネルソン、及川も素晴らしいリレーだった。

さぁまた明日だ!
勝ちマッスル、堂々とやっていこ!

[今日のヘルナンデス]

ええ、同じ犠飛。打点1も同じ。
扱い小さくてすまん!(笑)
でも、本当に貴重な同点だったで!

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1点をめぐる攻防

〈7/2 阪神 1-0 巨人(甲子園)〉

勝:大竹
S:岩崎
敗:中川

両チーム無得点で迎えた8回裏二死1,2塁。
チャンスで大山。
初球叩いてショートゴ…じゃない!イレギュラー!泉口の肩を弾いた!しかしセカンド吉川がカバーして本塁送球。タイミングはアウトだったが、二走森下回り込んでどうか!?ホームベース触れず、ハイハイ!キャッチャーの甲斐もハイハイ!一軍で活躍するプロ野球選手二人が這いつくばってタッチしようと身体をよじっている。
大きなホームランぶっ放して悠々とホームを踏んでも1点。土にまみれてハイハイ合戦しても1点。
野球のバリエーション多いな。

このプレーでは甲斐が森下にタッチしたとして最初はアウトのジャッジ。
だがこのプレーが見えなかったという藤川監督は、ビデオ検証を要求。
結果覆ってセーフの判定。
冷静だった藤川監督。
対照的だったのは、阿部監督。
カッとなって冷静さを欠き、まだタイガースが左の代打を出したわけでもないのに、左投手のバルドナードに交代だと審判に告げにいき、ついでに判定結果への抗議までしてしまう。阿部監督はこれで退場に。
タイガースは当然、スタメン出場している右の豊田をそのまま打席に送った。

これね、投手交代に「ちょっと待て」と言えるコーチ、ジャイアンツベンチには誰もおらんかったの?
一瞬でもちょっと間をおいたなら阿部監督が退場処分になるようなこともなかったとも思うんだな。
ジャイアンツの監督の退場処分は川上哲治さん以来51年ぶりなんて、その年月もさることながらすごいお名前出てきてビックリ。
だからといって阿部監督が川上さんに並んだってことではないからな。(釘)

森下、ノーヒットなのにお立ち台上がってた(笑)
大山もなー!内野安打1本のお立ち台でいつにもまして居心地悪そう(笑)
大竹と岩崎でよかったんでは!?(笑)

大竹は本当に粘り強く投げていた。
8回無失点四死球は0。
8回、ランナー背負ってとった3つ目のアウトに雄叫び。
打線を鼓舞する意味があったと言うから、結構策士。

冷静といえば代表の岩崎。
球場中がざわつき、ベンチではお祭り騒ぎ。そんな中、少なすぎるわずかな1点を守りにマウンドへ上がる。
走者を出しても、おかまいなし。
ランナーケアしつつのバッターとの勝負。
岩崎が締めてくれたから、「森下の1ミリ」なんてはしゃげるわけで。
そもそもだが、野手はちゃんと打ってちゃんと返して、そろそろ本業に目覚めてほしい。
連夜の1点差。しんどいねん…(なんもしてないけど)

[今日のヘルナンデス]

お祭り騒ぎのベンチで一際いい笑顔すな(笑)

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マジ感謝!

〈7/1 阪神 2-1 巨人(甲子園)〉

勝:才木
S:岩崎
敗:西舘

7回表。
丸の飛球はバックスクリーン方向へ飛んでいったがセンター近本、これをちょっとジャンプして好捕。いらんジャンプやったけど(笑)
このとき近本がグラブに何か言っていたのが気になっていたのだが、「マジ感謝」だそうで。
聞き出してくれた橋本アナに「マジ感謝」です。

「マジ感謝」―
そう。今日は感謝の日だった。

5回無失点で6勝目をあげた才木だったが、才木だからこれでは物足りない。
暑さ?間隔があいてしまったから?常にランナーを背負ってのピッチングは球数もかさむし、そしたら余計にしんどいし、自分の影を自分で追いかけるような展開に。
スライダーとフォークの精度が悪くて、それでもストレートの球威だけはあったからなんとかしのいでたという内容。

藤川監督は、才木について5回無失点だから素晴らしいというような表現をしていたが、額面通りに受け取ってはいけない。
「才木レベルの選手なら自分でわかってるだろうからわざわざこちらからは言わないよ。」ぐらいの結構ドス効かせた高度な嫌味だ。やだ怖い。
とにかく才木は後ろのリリーフ陣に「マジ感謝」しろし(笑)

6回表は、継投策も選手交代もなんだかバタバタ。
才木を下げて及川をマウンドへ送ったはいいが、二死1塁というところで、湯浅にスイッチ。
しかしこの湯浅がこの日全く気配のなかった坂本勇人にタイムリー2ベースを打たれ、1点を献上してしまう。…というタイミングでレフトの右京さんを下げ島田を入れた。
湯浅はこの1失点で食い止めたけれど、及川にも湯浅にも悔いしか残さないイニングになってしまった。
勝負手というには程遠い、焦りの見える采配は、ここ甲子園ではとくに一気に不安だけが広がって充満するから怖い。いいときはこれ以上ない味方なのだけどね。
なので同点や勝ち越しを許さなかった湯浅梅野バッテリーに感謝。

先制のテルの2ベースと、森下の詰まっても振り切ってのタイムリーと、どちらも勝負強さの見えるバッティングだったのでよし。機嫌よく続けたまえ(笑)

そして今日一番、いや、今のところ今季一番の感謝は、戻ってきてくれた石井と、石井を戻してくれた神様に。
二つのヒットを許すもゼロで抑えた復帰登板がどれだけ嬉しくて心強くて泣きそうだったか!
登場曲「HIGH FIVE」が響く甲子園。リリーフカーに乗って現れた石井の勇姿に万雷の拍手。たまらなかったな(涙)。

さぁ明日は大竹!
たくさん投げてくれな!

[今日のヘルナンデス]

「リプレー検証の結果」セカンドゴロ。(笑)

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熱投!伊藤将司の完封勝利!

ファームでは石井が実戦復帰。
圧巻の三者連続三球三振。滅多に聞かない「イマキュレート・イニング」というやつだ。
こんなすごいことやってくれなくても復帰登板がただ嬉しいと思っていたのに、なんだか今日はとてもいい日だぞ。

〈6/29 ヤクルト 0-6 阪神(神宮)〉

勝:伊藤将
敗:アビラ

今日も神宮のデーゲームは暑そうだ。
テレビの画面を見ているだけでも日光が眩しい。

今日、藤川監督はポジションを初期値に戻した。
サード 佐藤輝
レフト 前川
ライト 森下

初回、森下が先制のソロホームランをレフトスタンドへぶっ放してゲームはスタート。
二戦連続のホームランに、レフトスタンドは沸いた。…ってこの字面がもう暑い。野球って熱い。
しかし、2~4回は打線沈黙。だからって涼しくはならない。

追加点がようやく入ったのは5回。
先頭大山、右京さん、坂本の3連打で得点。

一死2,3塁からこの日先発の伊藤将司にスクイズのサイン。悪送球もあり2点を追加し、絶好調の中野が犠牲フライを決め0-5とした。

思わぬリードを手にした伊藤将司は、初回こそ苦労したが、持ち前のコントロールが冴え渡り、テンポよくどんどん坂本のミットへ投げ込んでく。
半袖から伸びる腕が汗で光って、見てるだけで暑い。
いいペースだけど何回まで投げるかな。
5、6、7…回が進むごとに伊藤将司がベンチから出てくるのがどんどん楽しみになってる。

9回表、バット持って出て来たときには思わずガッツポーズした。
送りバント失敗でダブルプレー。そんなん全然気にならん。
遡って言うと5回に炎天下でいつまでも塁上にいた方が嫌だったぐらいだ。

そして、9回裏、完投・完封のマウンドへ。
いつぶり?2年ぶりだって?
目から汗が出ちゃいそうだ。

最後のバッターは4番のオスナ。
伊藤将司は最後まで緩むことも急ぐこともなくしっかり腕を振った。

3球目、オスナの打球がサード佐藤輝から大山へ渡ってゲームセット。
捕球したあとの大山がすぐにガッチリ脇を締めるのがこれ以上ない安心感ある。

121球。被安打は2。
3つの四球はちょっと余計だったが、ちょびっと課題あるぐらいがいいのではという気にさえさせてくれるような、今日は文字通り「熱投」。

打の仕上げは8回のテルの20号ホームラン。
打った瞬間だ。
ライトスタンドに消えるのも早かった。
正真正銘走らなくてもいいやつ(笑)

リーグ戦再開のカードは勝ち越し。
全員の集中力の賜物だったと思う。

しっかり身体休めて甲子園。頼んだ!

[今日のヘルナンデス]

昨日の続報はないままとなっていたが、試合前練習には出てるということだったのでちょっと安心。
そして試合中、今日はベンチで出番はなかったけど、笑顔でハイタッチしていたのは、大丈夫だってことでよいかね?

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限界デーゲーム。

〈6/28 ヤクルト 0-2 阪神(神宮)〉

勝:デュプランティエ
S:岩崎
敗:高橋

ベンチ横の中継カメラに設置した温度計が43℃を超えたと実況アナ。
6月でも屋外球場でのデーゲームはやはり見直す時期にきている。
かといってナイターなら大丈夫なのかと言われると、そうでもないので難しい問題なのだけど、まずデーゲームは最低限避けよう。

ヘルナンデスのご家族が来日しスタンドで観戦していたそうだが、そのご家族の方が体調不良で病院へ向かったとのこと。
ヘルナンデスは4回裏の守備に就かず不自然に早い交代だったからヘルナンデス自身がどこか悪くしたのかと思っていたら、このご家族のことがあったからだった。
これを書いている今、原因どころか現在の様子もわからないので、ただただ心配。

ゲームはヘルナンデスの途中交代があったあともそれぞれがしっかり持ち場についてプレーした。
今思うとプロってやっぱりすごいな。そんなことがあったなんてちっとも思わせへんもんな。か、あいつら鬼鈍感か。(おい)

調子を崩していた森下が2ランホームラン。
森下らしいまさに試合を決める一発で、やっと帰ってきてくれたかという気持ち。

この日誕生日だった中野が猛打賞の大暴れ。
バースデーソングが終わるまで待ってくれた相手バッテリーに感謝しつつもなんの遠慮もないどころか、「歌ってもらったあとに打てて気分がいい」などとのたまうところはいかにも中野っぽくてよい。
今日もことごとく相手のチャンスを摘む守備で勝利に貢献。
いい29歳のスタートが切れたようでなにより。

先発デュプランティエは、この暑さの中、実にパワフルで圧倒的な7回無失点のピッチング。
なんてありがたいんだろうか。

さぁ明日、勝ち越しをかけて。全員で。

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