ファームでは石井が実戦復帰。
圧巻の三者連続三球三振。滅多に聞かない「イマキュレート・イニング」というやつだ。
こんなすごいことやってくれなくても復帰登板がただ嬉しいと思っていたのに、なんだか今日はとてもいい日だぞ。
〈6/29 ヤクルト 0-6 阪神(神宮)〉
勝:伊藤将
敗:アビラ
今日も神宮のデーゲームは暑そうだ。
テレビの画面を見ているだけでも日光が眩しい。
今日、藤川監督はポジションを初期値に戻した。
サード 佐藤輝
レフト 前川
ライト 森下
初回、森下が先制のソロホームランをレフトスタンドへぶっ放してゲームはスタート。
二戦連続のホームランに、レフトスタンドは沸いた。…ってこの字面がもう暑い。野球って熱い。
しかし、2~4回は打線沈黙。だからって涼しくはならない。
追加点がようやく入ったのは5回。
先頭大山、右京さん、坂本の3連打で得点。
一死2,3塁からこの日先発の伊藤将司にスクイズのサイン。悪送球もあり2点を追加し、絶好調の中野が犠牲フライを決め0-5とした。
思わぬリードを手にした伊藤将司は、初回こそ苦労したが、持ち前のコントロールが冴え渡り、テンポよくどんどん坂本のミットへ投げ込んでく。
半袖から伸びる腕が汗で光って、見てるだけで暑い。
いいペースだけど何回まで投げるかな。
5、6、7…回が進むごとに伊藤将司がベンチから出てくるのがどんどん楽しみになってる。
9回表、バット持って出て来たときには思わずガッツポーズした。
送りバント失敗でダブルプレー。そんなん全然気にならん。
遡って言うと5回に炎天下でいつまでも塁上にいた方が嫌だったぐらいだ。
そして、9回裏、完投・完封のマウンドへ。
いつぶり?2年ぶりだって?
目から汗が出ちゃいそうだ。
最後のバッターは4番のオスナ。
伊藤将司は最後まで緩むことも急ぐこともなくしっかり腕を振った。
3球目、オスナの打球がサード佐藤輝から大山へ渡ってゲームセット。
捕球したあとの大山がすぐにガッチリ脇を締めるのがこれ以上ない安心感ある。
121球。被安打は2。
3つの四球はちょっと余計だったが、ちょびっと課題あるぐらいがいいのではという気にさえさせてくれるような、今日は文字通り「熱投」。
打の仕上げは8回のテルの20号ホームラン。
打った瞬間だ。
ライトスタンドに消えるのも早かった。
正真正銘走らなくてもいいやつ(笑)
リーグ戦再開のカードは勝ち越し。
全員の集中力の賜物だったと思う。
しっかり身体休めて甲子園。頼んだ!
[今日のヘルナンデス]
昨日の続報はないままとなっていたが、試合前練習には出てるということだったのでちょっと安心。
そして試合中、今日はベンチで出番はなかったけど、笑顔でハイタッチしていたのは、大丈夫だってことでよいかね?