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あっさり負けてしまった…

〈8/2 中日 3-1 阪神(バンテリンドーム)〉

勝:齋藤
S:マルティネス
敗:秋山

真っ黒に日焼けした秋山が一軍のマウンドに帰ってきた!
大竹の不在は痛いのは痛いけど、こうやってチャンスを得られる選手もいるのだから、悲観することばかりではない。
勝てばめっけもん、ぐらいに思って見てるので思い切り暴れてほしかったが、秋山、相変わらず繊細過ぎるんよ。。
秋山が開き直ってマウンドに上がれる状況ってどうにか作れへんもんかな。
なんしか守ってる時間が長かった…
守備からリズムも作れないし、向こう先発メヒアが何らかのアクシデントで3回で降板したが、結局奪ったのはメヒアから打った近本のソロ1本のみ。一人1イニングの継投で逃げ切られてしまう。
今日のタイガースに良かったことがあるとすれば、6人の投手を投げさせたことぐらい?
あ、もちろんあのナゴドの高い壁を越えるホームラン打った近本は帰ってよし。
あとは全員居残りな!

小林お帰り!(帰る帰らないのここでのお帰りややこしい)

[今日のノイジー]

2回裏、メヒアに頭上越すタイムリー打たれ、風船ガムプゥー!
最近ガムよく噛んでる。

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ロード初戦白星発進!

〈8/1 中日 2-10 阪神(バンテリンドーム)〉

勝:西純
敗:小笠原

1回裏、一死1,3塁。サードサトテル、エラーにこそならないが正面の当たりにファンブルしダブルプレーをとれず、先制を許す。
マウンドの西純矢もパッとしないし、そう、この場所は名前がいくら変わろうとも「ナゴド」(低音で)には違いないわけで、相手先発は小笠原。
あぁ負ける要素ならいくらでも言える。
なのになんで勝ったんだろう(おい)

岡田監督曰く西純矢が立ち直ったのは「4回から」。
それでよく手遅れにならんかったなと言いたいし2失点で済んだのが不思議なぐらい。

しかし小笠原も似たようなもので、3回表、ヒットとバントで得点圏へ進められると近本にタイムリー2ベースを浴びる。
1-1同点にされ、ここで止められればよかったのだけど、…あれ?どっち目線??
3番森下が今日もまた打って勝ち越し。

だが「3回」まではよくない西純と言われたとおり、せっかくの援護点をさっさと細川のホームランで吐き出してしまう。
これは非常によろしくない。
だけど、ドラゴンズ打線も西純矢の前にここまでだった。

ふはははは!さぁ!いこう!6回表!
3番森下から始まる打順。4番大山との連打で無死1,2塁。
サトテルは7回に打つので1パス。
6番ノイジーが四球を選ぶと、続く梅野も四球で押し出し。
このフォアボールが断然今年のタイガースの象徴。
バッターにとっては打ちたいと思うのだけど、チーム方針として四球もヒットと同じと割り切っているので、相手バッテリーの選択肢を削ってゆく。
そしてこのバッターに繋ぐのだ。
二死満塁の打席には、先発ピッチャー西純矢だ!どや!
いや参った。
3回までのピッチングをぐずぐず言ってすまんかった!
前進守備をあざ笑うかのようなライトオーバーの走者一掃タイムリー2ベース!!逆方向にあそこまで飛ばすんだから笑った!バット投げの姿にも(笑)

そして、お待たせ佐藤輝明のセンターバックスクリーンへの豪快な3ランホームラン!
打てなくてふてくされてた顔とはえらい違い!(笑)
これで2-9。

試合は多分これで決まったのに、大勝のムードの初戦に気を引き締めるように、岡田監督の打った手が解説者泣かせだった。
すでに105球の球数となっていた西純矢だったが、7回裏のマウンドへも西純矢が向かった。
カード初戦、中継ぎ陣を使わせないため、また、大竹離脱に絡んで秋山やビーズリーが上がってくるため、西純矢には次の1回を飛ばしてもよいから今日は投げさせるのだろう、との見方だった。
鳥谷さんの解説を聞きながら、そうやんな、わかるわかる。…って知ったかしたがな。
なんと岡田監督は、左の三好が代打でコールされると、マウンドへ上がらせた西純矢を引っ込め、桐敷をマウンドへ送った。
左打者3人が並んだところに、左の桐敷。
岡田監督、絶対腹の底で笑い止まらんはずだ。
相手ベンチも、解説の鳥谷さんも、テレビの前のワシも、全員騙された。腹立つー!(笑)
しかし、こんな野球がたまらなく面白い。
明日も騙されたい。

桐敷、馬場!ナイスピッチ!

[今日のノイジー]

6回の四球はデカかった!明日は打てる!

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勝ってロードへ!

〈7/30 阪神 4-2 広島(甲子園)〉

勝:伊藤将
S:岩崎
敗:大瀬良

試合時間は2時間58分。9回表岩崎が3人目のバッター堂林を空振り三振に仕留めたとき、まだ時計は9時を回っていなかった。
何が言いたいって、うらやましい。

さて!

6回表、菊池に同点打を許し1-1と追いつかれてしまったタイガース。だけども先発伊藤将司はこのあとの秋山をきちんと打ち取ってチェンジ。ずるずるいかないのがいい。

追いつかれたあとのその裏。
近本が好調!ヒットで出塁すると、前の打席に続き盗塁を試みて大瀬良のペースを乱す。
中野は見逃し三振に倒れたが、大瀬良は3番森下の打席でもけん制するなど、近本が嫌でたまらない様子。いい光景(笑)
その森下、初球を捉えると、昨日の11回裏に見たのと同じコースに!
昨日は、フェンス手前でレフト大盛のグラブに収まってしまったのだ。サヨナラのホームランか(これで帰れる)と立ち上がった、あのホームランだったはずのものが再来。今日はフェンスを越えた!
追いつかれてすぐに奪ったこの2点はダメージ大きい。
森下目立つー!

そして佐藤輝明はフェン直3ベース。2塁回ってから速い(笑)
2アウトだった。打順はスタメンに入ったノイジー。
この日はまだ快音聞かれず。フルカウントからの打球はボテボテ…だったが、ピッチャー大瀬良わずかに届かず、グラブをかすめ、バックアップに入った小園のグラブも弾き、これが内野安打に!
その間、三走サトテルは生還。なんとノイジー、実にしぶい打点…!
なんでもええのや!結果が欲しかったのや!
この点は、後半にやってくるピンチに貴重な1点となった。

3点差としてもらった伊藤将司は、7回もスイスイ。
当然8回のマウンドにも上がってもらうのだが、この日ショートで久々スタメンの小幡の悪送球で出塁を許すと、連打を浴び1点を失う。
勢いづくカープ、8回は昨日同点に追いつかれた嫌なイニング。
一死2,3塁となったところで、伊藤将司に代わって加治屋がマウンドへ。

先に言う。
加治屋と島本がめっちゃかっこよかったのだ!!

加治屋は菊池を1球でセカンドフライに。ベンチでは安藤コーチがブルペンへ電話。コールされたのは島本。
あとアウトひとつ、大事な場面。
カウントを全部使って6球目、少し浮いてしまったが秋山が打ち損じた!ウォー!
一人一殺!好きなやつー!しびれた!!
ヘタすりゃ戦犯という状況に気後れしてしまうのか、それとも意気に感じてマウンドに上がるのか、今日この二人は間違いなく後者であって、送り出したベンチに応えてみせた。
伊藤将司は最前列から真っ先に島本を出迎えた。

そして9回は、岩崎が打者3人で締め、このカード2勝1分けとした。
素晴らしい勝利!

10連勝で甲子園に乗り込んできたカープ相手によくぞここまでやってくれた!
新井さんごめん!

[今日のノイジー]

内野安打の6回の打席。スタンドにはノイジーのタオルを持って応援する少年3人組が映った!えらいえらい!

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試合時間は4時間56分。

〈7/29 阪神 2-2 広島(甲子園)〉

タイガース先発は青柳さん。相手先発は森下。その森下を除く野手8人全員が左を並べてくるなど、新井さんと男前をちょっと呪いながら、まだ西日が残るスタンドに座った。
今季初めて坂本とバッテリーを組んだ青柳さんは、手応えのある内容だった。
ボールに力が戻って、持ち味のゴロアウトを量産。
打線の援護がもう少しあれば十分お立ち台にも立てた内容で、これは嬉しかった。
試合後の岡田監督は、キャッチャー坂本を起用した理由には、「ちょっと一回、気分を変えようと思って」。
良かった結果を受けては「たまたま思う」。
相変わらずツンなコメントの岡田監督。まだまだか(笑)

6回、佐藤輝明の勝ち越しのホームランには甲子園が揺れたかと錯覚するような盛り上がり。
ライトスタンド方向へ、高く、強めの浜風を心配しながら負けないでと祈り、やっとスタンド最前列に到着したときには、周囲のみんなと飛び上がって喜んで、いつまでも手を叩き合った。

8回表、加治屋・岩貞の二人で1イニングだったが、悔やまれる1球で同点を許してしまう。
けれど、延長戦に入ってから投げた浜地、桐敷、島本はよくやってくれた。こんな展開でも投げてくれるメンツがこれだけいたことにやや感動。ブルペン、心強いよね。
両チーム、追加点を許さず、許されず、、、延長戦は終電迫る時間との戦いに突入した。。

負けがなくなった12回裏は、大量の荷物を片付けながらの観戦。扇風機やら冷え冷えグッズやら、タオルいっぱいやら、急な雨に備えてのポンチョやら、お菓子の残骸とか、もらったウル虎ジャージとか、もうほんとに多い。
片付けしながら、このあとどうするかを考えなきゃいけない。

打順は、4番大山から始まる打順。
一発出れば「っしゃーーー!」言いながら即出られるが、繋がれた場合だ。
この期に及んで繋ぐ野球…奴らならやりかねん。
その場合、
①途中で諦めて球場を出る
②帰りのルートを変え1本遅い電車にする
③帰るのを諦める

①はできればやりたくない。
③はやめよう。
②かぁ…それだと遠いのよなぁ…それも時間あんま変わらないしなぁ。

ちょ待てい。なんでこんな悩ましいことになったんか。
初回、どうして1点で終わってしまったん。(およそ5時間近くも前のことを蒸し返し)
チャンスはそれなりにあったやろがい。(試合時間長すぎて詳細忘れてしまっている)

忙しい12回裏、3人で攻撃は終わった。
帰れるーーー!!これでいいのか!?!?
おつかれしたー!!

そうそう!右京さん!スタメン起用&打ててよかったね!

[今日のノイジー]

サヨナラ勝利したい9回裏。先頭、代打で出場するとレフトへのヒット!
このときは、サヨナラ勝ちするもんだと思って、わりと疑ってなかった。おーん。

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がんばれ右京さん!

〈7/28 阪神 7-2 広島(甲子園)〉

勝:村上
敗:野村

6回裏、二死満塁から近本が押し出しのフォアボール、中野のタイムリーと続いたところで、カープのケムナがマウンドを降りた。
打ってベンチで笑顔の中野!…の手前で映る泣き顔の前川右京。
3三振が悔しくてたまらなかったのか。
隣で笑顔も見せながら励ましてくれるのは木浪。

右京さん、こないだはバットに八つ当たりして平田ヘッドに怒られたり、今日は涙して励まされたり。
いつも誰かが見てくれてる。右京さん幸せ者だな。いいチーム。
これからこれから。右京さんがんばれ!
いくら大泣きしたって木浪に寄り添われあの優しい笑顔を向けられる日など来ないワシにはただただうらやましかったぞ。

そんな一方、というか、泣いてる右京さんのその目の前で、笑顔がはじける大活躍をする森下。
ライナービジョンには黄色の文字が並ぶ。
①ヒット②ヒット③ヒット④ヒット
見たか右京!…ちゃうか(笑)

お立ち台では、村上の肩をガシッて組み、どっちが先輩かわからない傍若無人なその振る舞い。4安打3打点だからな。やってよし(笑)

先輩村上も森下に負けない活躍。
途中ゲリラ豪雨に見舞われながらも崩れることなく、7回を投げ103球2失点。それベテランの内容。
3回に2点はやってしまったが、そのあとまた逆転してもらい、あとは落ち着いてしっかり。なんだろうこの安心感。
打っては、プロ初のマルチヒット。6回の4得点に繋がった満塁の場面は村上が打ったからだ。

4番、5番に快音は聞かれなかったが、明日はカード勝ち越しを決定づけるホームラン打ってくれると信じて…!
さぁいこう!

[今日のノイジー]

代打で登場したノイジー!…フォアボール!打ちたかった!!

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魔法のバット

〈7/27 阪神 6-9 巨人(甲子園)〉

勝:戸郷
S:中川
敗:才木

「ボクは魔法のバットが欲しいです。振ったら全部当たるバット。」

2021年のオフ。クリスマススペシャルの『熱血!タイガース党』にゲスト出演したサトテル。
クリスマスプレゼントに欲しいものを聞かれた答えがこれだった。

サトテルほどの才能ある選手でも…。ただの冗談とも思えず、ずっと耳に残っていて、打てない時、この言葉をよく思い出したりもした。

サトテルのその願いは切実で、昨オフにはバットの改良も試みている。

それでも不振にあえぐ佐藤輝明だったが、この4試合連続で打点をあげるなど、復調の兆しが見えてきた。

きっかけは、23日の第4打席から。隣にいた森下のバットを「これ使ったら打てるかな」と使い始めてからだ。

後輩のものを借りて使うなど、ちょっとは先輩としてのプライドとか邪魔しそうなものだけど、これがいかにもサトテルらしいところ。きっとそういう邪魔なものは彼には微塵もない。そして遠慮もない(笑)

プレゼント持ってきてくれたサンタさんは森下だったか。
森下はサンタさんの衣装似合いそうだー!

7回表の、中野の背走キャッチからの二塁への送球ダブルプレー!すごかった!!
ファインプレー最近見慣れてきたけど、まさか捕ると思ってなくて!そのあとまさかあの体勢から身体を返して二塁へ投げられるなんて思ってなくて!それも木浪はベース上でただ待ってりゃいいだけというストライク送球すると思ってなくて!
全部予想の遥か上いくビッグプレーで、久々の「熱盛」待ちしたよ!

この一連のプレーにはもひとつ。捕っただけでもえげつないファインプレーを目前で見たライト森下が、中野が捕ったの見てすぐさま、二塁へ投げろと的確な指示出してるのにも参った!どこまで状況見えてるルーキーなんだか!
そんなこんなで今日は、森下のおかげな日。
…ということで今日はこのへんで失礼しま…あかんか。

首位の座は一旦カープに譲った。
10連勝を引っ提げて新井さんが甲子園に帰ってくる。ガタガタガタガタ…

大山とサトテルがホームラン打ったんだけどなー!
三連戦も頼む!

[今日のノイジー]

ヒット1本かー!森下にバット借りるか!

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ウル虎のヒーローたち!

〈7/26 阪神 8-5 巨人(甲子園)〉

勝:桐敷
S:岩崎
敗:菊池

「3点差なったらキツいけど、2点差やったらいける」
というのは解説時代の岡田監督の口からよく聞こえてきてた。最近も聞いたような気がしてサブリミナル的に刷り込まれている私は、今日6回に一挙5点も取られてしまってもその差は2点だったので、「あと1点取られなきゃ大丈夫」と肝っ玉据わった親分のような面持ちで見てた。
ちなみに岡田監督は3点差になると、2点差ほどの執念はないので注意が必要だw

3-5と逆転を許した直後の6回裏の攻撃、岡田監督vs原監督の駆け引きがたまらなく面白かった。
6回というまだ早いイニングだったがここを勝負どころと見た両監督の継投策と代打策。次々と繰り出される勝負手に唸りもしたし、相手の一枚上をいこうとただの負けず嫌いのようにも見えてかわいいなと思ってしまったり。(笑)
島本に代打原口を出すと、原監督は左の大江から右の菊池に交代。代打の代打を出すかと思ったら、原口はそのまま打席へ。
そしてその原口がタイムリーヒットを打って1点差に追いついたところは、勝負手が決まったことも嬉しかったが、原口のタイムリーが久々に出たことがたまらなく嬉しかった。
いくらいい策を講じても、選手がやらなきゃ意味がない。この原口のヒットの場面が、打の方では今日の私には一番かもしれん。
このあと二走の小野寺に代走の小幡を出してるあたりも、伏線張られててしぶい。

そして、7回裏のアレに繋がるのだ。
先頭中野がヒットで出塁。
大山はフォアボール。(このゲーム3つも!)
そしてサトテルが同点のタイムリーヒット。
今日は怖いノイジーもフォアボール。
一死満塁で、坂本誠志郎!
マジかー!(怖ぇよ!)
こうなりゃ打てーー!坂本ーーー!
…っ犠牲フライ!…っ。し、しゃー!
この試合の決勝点がもしかしたら坂本のこれになるかもしれないとドキドキしてたら、すぐにそのあと伏線回収にやってきた小幡が2点タイムリー3ベースという華麗なバッティングで、人々の記憶から坂本の決勝犠飛を一瞬で消し去ってしまった。小幡やりやがったな!ナイスバッティン!(笑)

それにしても今日は「ヒーロー」が多すぎた!
投の方でも、島本の火消しも見事だったし、試合がグラグラしていた7回表の桐敷も、ピンチを招きながらも最後は秋広を渾身のストレート(と思ってたらツーシームだったらしい)で空振り三振に。坂本は決勝点よりもこの桐敷のリードのところがヒーローポイントだった。
加治屋は3人でピシャリ。最後は岩崎が締めて、今日も見事。
先発大竹には借りが山ほどあるのでチャラ。(あんなにあったのにもうチャラにされる)

ベンチワークで勝てる試合も、選手がやってこそ!
今日は岡田監督も楽しそうだった(笑)
明日も楽しく野球やろうな!

[今日のノイジー]

ノイジー!!やったね!!
初回の吉川をシングルヒットにとめた守備もデカかったが、打ってほしい!というところで2回の先制のタイムリー2ベース!
打ててよかった!!
ヒーローはあんただね!!(よっ社長!のノリで。軽)

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横田のために。

〈7/25 阪神 4-2 巨人(甲子園)〉

勝:島本
S:岩崎
敗:菅野

横田の追悼試合。勝たなければいけない試合だが、相手も必死。楽勝とはいかなかったが、勝ってくれてホッとしたし、嬉しかった。

お立ち台には、逆転2ラン含む2安打3打点の活躍をした大山と、横田と同期入団の岩貞と岩崎。
最初にマイクを向けられた大山は、横田と過ごした時間の多い岩貞と岩崎に時間を譲るためだろう、多くを語らなかったが、あのホームランについては
「スタンドまでヨコが運んでくれたんじゃないかと思います」と口にした。
あのホームランを打ってベンチへ戻ったら、いつもはパフォーマンスをしない大山がヘルメットを両手で空へ掲げていた。ありがとう、と。

大山がホームランを打ったあのボールは決して優しいボールではなかった。
しかし、ビハインドの展開で走者森下を1塁に置いての、これぞ4番の仕事だった。
逆転2ランと、貴重なタイムリーヒット。
大山がこの試合で打ったことにとても意味を感じている。

そして、お立ち台ではいつも笑いを誘うあの岩貞と岩崎がずっと目に涙を溜めて言葉少なに話すのには、もう、だめだった。

7回のマウンドに上がった岩貞は、ガッツポーズを。
9回を締めた岩崎は、天に向かって指をさした。

先発の西純矢に始まり、島本、岩貞、加治屋、岩崎のピッチャー陣と、彼らをリードした梅野には、普段以上にプレッシャーを感じる試合だったと思う。

そして今日もファインプレーもあり、よく守った。中野見てるの楽しい。

先制点は、佐藤輝明のバットから。
この日はマルチ。上がってくると信じたい。

先制するも追い越され、それでも粘って戦ったみんなを今日は誇りに思うよ。
盤石の首位ではないし、全体の調子もなかなか上がらない。
けれど、横田の追悼試合から変わったよねって言える秋になればいいな。

今夜は横田のために。
ナイスゲーム。

[今日のノイジー]

今日は代打…だったが、結果出ず。
いつか報われると信じて。早い日がいいな。がんばれ!ノイジー!

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粘って投げて伊藤将司の神宮初勝利!

〈7/23 ヤクルト 2-4 阪神(神宮)〉

勝:伊藤将
S:岩崎
敗:大西

どちらに勝利が転んでも不思議ではなかった試合。
我慢比べの試合、伊藤将司が本当に粘り強く投げてくれた。打順の巡りで7回に代打が出て交代したが、集中力を切らさず味方の援護を待ちゲームを作った。
先制こそ許したものの、3回には梅野、木浪の連続ヒットで同点に追いついてくれていた。

7回表、ようやく勝ち越しに成功。運もありもらった点というのは否めないが、こういうときにゲームは動く。
その意味でも、復帰2戦目のセンター近本のビッグプレーは、勝利を引き寄せるものだったと思う。

7回裏、一死2塁。長岡の打球は右中間の深いところへ。フェンスへ到達しようかとしていたが、全速力で追う近本は最後は背走したままジャンプしてキャッチ。
このプレーはすごかった。捕れると思って走ってたとしても最後の最後まで追い切ったのには強い意志が見えた。フェンスが接近する怖さもある。あの速度でぶつかる衝撃は怪我から復帰したばかりの近本にはどういうリスクがあるのかわかっていたはず。
フェンス側に身体を向けたまま捕球し、フェンスとの衝突は両手をクッションにしてかわすと、すぐに身体を翻して2塁へ送球。
二走の丸山和も、一度戻ってからのタッチアップ。こちらも好走塁だったが、後続は岩貞が断ち、ピンチも乗り切った。

そして8回表、1アウトで中野、ノイジーを塁に置いての場面。
まだ復活途中にある佐藤輝明がやった!
左中間を割ってセカンドベースへ到達すると吠えた。
嬉しかった。

この回、盗塁した際ベースで足を突いたように見えた中野が心配になったけど、9回も内野安打で元気に走っていたから大丈夫なのかな。もし痛みがあるなら、まだ無理するときじゃないから!とこれだけは大声で言っておきたい。

1日休んだら、甲子園。
ジャイアンツと、絶賛首位争い中のカープが相手。
長期ロードの前の1週間。
しっかり上げてこ!

[今日のノイジー]

思うようにならない打席が続く。
8回の貴重な追加点に繋がるフォアボールはあったが、当然本人も満足できた日ではなかっただろう。
応援してるで!

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ペナントレース再開

18日に28歳という若さで亡くなった横田慎太郎さんの告別式が22日に営まれた。
訃報を知ってから、何か書かなきゃと思いながらパソコンに向かっても涙しか出てこなくて、何もできずに今日になった。
横田慎太郎さん、いやこれからもあえて横田と呼ばせてほしい。
横田のひたむきなプレー、練習で流す汗、不器用だけど実直な話し方、病気になる前も病気になったあとも変わらず努力家だったこと。
全部、ぜんぶ、大好きだった。愛すべき、そして尊敬できるタイガースの選手だった。
横田、ありがとう。

暑い夏の青空を見上げては横田から野球も人生も奪った神様を恨む毎日だけれど、告別式の今日、リーグ戦が再開した。

〈7/22 ヤクルト 6-3 阪神(神宮)〉

勝:小川
S:田口
敗:青柳

「ヨコも見てると思うので」という坂本誠志郎の声出しで始まった試合。

ふがいない試合をしてしまった。

そういえば横田、入団会見でたくさんのフラッシュ浴びて緊張のあまり言い間違えてたなぁ…
「24番という素晴らしい番号に…ふが…ふがいない結果を残していこうと思ってます

「ふさわしい」の言い間違いだった。
明日は、ふさわしい試合をしような!

近本おかえり!

[今日のノイジー]

なっ!!(涙声で)

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