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【回想録】マルモク日記!(7)

つづきモノです。まだつづく…!)

夏の夜の警察署は暑かった。
さっきからちょいちょい絡んでくる、ただのおっさん(注:お巡りさん)が、気をきかせてか、自分のためか、間違いなく後者だな、、、「暑いな!ちょっとクーラーつけよか」と言った。
まぁ素直にそれはありがたかった。

さて、ここで一度「事件」の成り行きを簡単にご説明しておこう――
カープが負けていて、タイガースファンが大喜びしていた。
「マルヒ」2名、禁煙のスタンドでタバコを吸っていた。
「マルガイ」2名のうち一人が、それを注意した。
しばらくして、「マルヒ」は「マルガイ」に殴りかかった。
「マルガイ」が発した言葉の何かが気に入らなかったのかもしれない。
(そこは聞いていないのでわからない)
両者アルコール摂取済み。

んー…。タバコはいかんねぇ。

しかし、事実はこれだけのことだ。
これだけのことがどうしてあんなに長い事情聴取になるんだろう…そしてマジで暑い…

長机に、マルモクコンビ2人並んで座らされ、そして、向かい側に、私たちの担当お巡りさんが座って、白いA4用紙を広げて、私たちに質問しては、汗を拭いながらその紙に書き取っている。
この、マネージャーのごとくずっと一緒のお巡りさんに対しては、私たちは微塵の緊張もないのだ。知り合いのおじさんに、「形だけ」といって受けさせられているバイトの面接程度のもんだ。

A4用紙には、座席の見取り図を書いたりしていた。マルヒの座っていた場所、私たちの座っていた場所などなど。
マルヒ仲間の座席には、「前田」や「シーツ」などの名前が並んだ。
マルヒたちが着ていたユニフォームだ(笑)
もちろんあとの清書で、AとかBとか記号に置き換えられてしまうのだけど…
余談だが、シーツ先生はその頃まだ広島にいた。懐かしい♪
…はさておき(笑)、不名誉なことに案の定、「前田」や「シーツ」は、加害者側の名前として、幾度となく登場することとなった。
「タバコを吸って注意されたのがシーツで…」とかそういった使い方だ。
ひどい話だ(笑)

事情を説明して、それをお巡りさんが下書きとして書き取っていき、それから「調書」を作成して、私たちがそれに署名する、というのが、流れのようだった。
しかしお巡りさんには困ったことがあった。
「それは何時何分頃のことですか?」と尋ねても私たちには絶対に、答えられないからだ。

何を聞かれても、
「桧山の3ラン出たあと」
とか
「嶋がホームラン打ってその裏、あ、4回裏!満塁になったとき」
という表現しか出来ないのだ。

調書は、「○時○分、なんやらかんやら…」と書くから、時刻がないと困るらしいのだ。
だからといって、見てもいない時計の時刻を言えと言われても…
それに、それぐらいわかる手段などいくらでもありそうに思えた。
パソコン開いたら、なんなとわかるのではないか…なぜそれをしない。
ていうか、球場に聞くとかできないのかね。
そして、この部屋ほんま暑い!
お巡りさんは吹き出る汗を、ハンカチで押さえ込み、私たちもうちわであおいだりしていた。

それにしてもこの暑さはなんだ…

もうろうとする意識の中で、やってもいない罪を自供してしまうと聞くが、これのことか…

いや、ちょっと違う…

クーラーつけよ、と言ったあのおっさん(お巡りさん、いやもうおっさんでいい…)が、ニヤニヤして言いにきた。

「間違って暖房つけとったわ、ははは!」

……。
(-“-;)プチーン

誰か…
今すぐこのおっさんを逮捕してくれ…
この真夏のクソ暑いときに、お客さんを夜遅くまで引き留めて挙句に暖房入れたって、それ、笑ってすませようなどと…

もー!!帰りたい!!!!

(つづく)

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【回想録】マルモク日記!(6)

昔話のつづきです。昔話なので現在もこんななのかはわかりませんけど…。)

~~~

署内を移動してたどりついたその先は…

キタ━━(゜∀゜)━━!!
取調室!!

…の中が見える小窓のある通路!(笑)

小窓って本当にちいさい。
手のひら広げたぐらいのサイズ。
目の高さのその窓には、これまたその手のひらサイズほどの雨戸みたいな小さな引き戸があって、それをシャッと開けると、マルヒが机に座って取り調べを受けているのが見えるのだ。
マジックミラーになっていたかどうかはわからないけど、中の人が気にする様子もなかったから、きっと、テレビでよく見る感じでそういう仕様になっていたのではなかろうか。

私たちに確認してほしいという「あること」とは、被疑者の顔を見て、殴ってきた人に間違いないかどうかということだった。

「そこからやるんか!振り出しに戻ったw」
と内心つっこんだけど、確かにそこは大事やな…しかもちょっと緊張するで…

2号が先だった。
えっ!一人ずつ!?
∑( ̄口 ̄)

お巡りさんは私の心の叫びなどお構いなく‘雨戸’をシャッと開けて、
「間違いありませんか?」
と聞いた。

2号は、ぶっつけ本番にも関わらず、
「間違いありません」
…堂々としたものだった。
はぅぅ…たいしたものだ2号。
雨戸はシャッと閉められた。

次に私の番がやってきた。
お巡りさんはまた‘雨戸’をシャッと開けて、
「間違いありませんか?」
と聞いてきた。
よかったー!同じ質問で!
「間違いありません(キリッ)」
雨戸はまたシャッと閉められた。

はぁぁ…なんとか自分のセリフは無事に言い終えた。
しかし、危ないとこだった。
私の「間違いありません」なんか、2号の証言がなかったら、生まれてなかったで…
私の順番が先やったら、
「間違いありません。たぶん。
になっていたに違いない。
顔を見ていたとはいえ、本当に、自分の記憶装置に、常に、自信がない。
まぁ、マルヒが、スタンドにいたままの前田ユニだったということと、2号が間違いない言うんやから、間違いないのだ。
マルモクとは、なかなか大変な役どころである。

今から思えば、このシーンがメインイベントであった。
この行事が終わると、事情聴取をするといって、別室に連れていかれた。

ただし、前に書いたように、署内が込み合って(!)いるのだ。
通されたのは、広い広い集会所のようなところ。
長机並べて、別のマルモクしてる人が、調書作成に協力中…あんまりだ…もっとカツ丼が出てきそうな小部屋がよかった…。
「ここしかないので…」みたいな言い訳を聞いた気がする。

その‘集会所’には、ちょっと年配のお巡りさんがブラブラしていた。
仕事していた様子も、今からする様子もない。
誰かに相手される様子もない。。
「ただ来訪者に絡んどく役」というのがあれば、そういう感じだ。

案の定私たちに早速、
「おー阪神勝っとるなー」
と絡んできた。
なんかムズムズするぞ。
この手のおっさん、スタンドによくいるやつやんかw

‘集会所’は、暑かった。
そういえば、ここへ来てから「涼しい」と感じたことがなかった。
夏だけど、クーラーなどつけたりしないのだ。
警察というところは、なかなか厳しい職場だなぁ。

(つづく)

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【回想録】マルモク日記!(5)

昔話のつづきです。ふと思ったけど、当時のことを、書くよ、と2号に了承を得ていない。ま、いいけど。笑)

~~~

お巡りさんが、無線で話しているのを聞いていると、「マルガイ」とか「マルヒ」とか聞こえてきた。あと他にもあったと思うけど、もう記憶にはない(笑)
「マルガイ」が被害者で、「マルヒ」が被疑者。
どっちも、「マルヒ」やないか!というツッコミは、私にはしないでください(笑)

マルモクがマルヒに会わないように気配りされているのだけど、道中、マルヒ側の仲間が同じくマルモクとしてお巡りさんに捕獲されてるっぽいのに遭遇した。それは出くわしてもええんか!?(笑)

そして到着・・初めての甲子園警察署。

マルモクコンビは、スタンドにいたままのいでたち、つまり、まっ黄色のユニに、首から応援バット、マフラータオルやら双眼鏡やらぶら下げて、甲子園署に入ってった。
普段、警察署を訪れることなどめったにないので、にやけて仕方なかった。
なんだか署内のお巡りさんも、
「おぅ!よく来たね!」って歓迎してくれてる気がする(違)
アテンド付きで警察署見学できると思えば、まぁこれも悪くなかろう、と、脳内のポジティブ変換機が作動した。

味気ない通路をキョロキョロしながら階段を上がったところで、足を止められた。
なんでも、署内が込み合って(?)おり、マルヒがまだそのへんにいるというのだ。
マルヒがマルモクを逆恨みするのを防止するという目的で、出くわさない状況が確保されるまでは、ここで待ってほしいという。そんな大げさな!そしてその場所が、階段の踊り場だった。イスもない。それはあんまりちゃうか…
(-_-)
とにかく交通整理がすまないことにはどうしようもないのか。。

待っているにもヒマなのと、気になって仕方ないので、携帯で得点経過を追っていた。

お巡りさんはそれほど興味があるわけでもなさそうだったが、間をもたせなきゃと思ったのか、
「おおー」と頷いたり、
「年に何度くらい来はるんですか?」
と、差し障りのない、それでいて、この日のゲームから興味をそらさせようという意図がミエミエの質問をしてきたりした。
そうはいくか。
毎日毎日、その日のゲーム、そのイニングで一喜一憂する生活習慣をそんな簡単に変えられるものではないのだ(キリッ)

私と2号は、得点経過を眺めながら
「打ちすぎやねん!」「てか広島どうよ!?」
など言いながら、ようやく応援バットをしまったりしていた。

別のお巡りさんが、すっかり私たちのアテンド担当になったお巡りさんに耳打ちしに来た。
このアテンドお巡りさんは、さながら私たちのマネージャーといったところだ。
マネージャーが言うには、事情を聞く前に先に私たちにあることを確認してほしいというのだ。

そして、また署内での移動を開始した。

(つづく)

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【回想録】マルモク日記!(4)

(まだまだ続くつづきです!初回はこちら。前回はこちら☆

~~~

こうして私と2号は、あんなにしがみついていた座席をアッサリ後にすることになった。

少し離れて座っていた、被害者と私たちの共通の知人であるNさんが、「申し訳ない」と謝りにきた。
Nさんは何も悪くないのだけど、「自分の仲間のトラブルで」と思ったのだろう。
「大丈夫!」なんて言わないよ。
「うん。」とうなずいておいた(笑)

そうして、オトコマエのお巡り氏に寄り添うように(得)、ゲートを出た。
出てしばらくすると、最初にあれやこれや聞いてきてた、ボテっとしたお巡りさんと、少し小柄なお巡りさんの二人組に出合った。

すると…あろうことか、オトコマエ氏はこの二人組に、私たちを引き渡したのだ!!
そのあまりにも自然な動作に、ようやく悟った。

は・め・ら・れ・た!

これが「おとり捜査」ちゅーやつか!(違)
まんまと引っかかった。
卑怯だぞケイサツめ!
(`□´#)ノ

しかしここまでくると、もう引き返すための抵抗も面倒になった。

球場外周を連れられて歩いていると、ワァーー!!っと大歓声が起こった。
…また打ったのだ。
今日は二桁打つんかなぁ…

まだまだ試合は中盤だった。
でも、私と2号には遠い世界。
聞こえてくるトランペットの音頭に合わせて、応援バットをむやみに叩いておいた。

そんなとき、ふと思った。そして思ったことをそのまま尋ねた。

れ「今日ってもしかしてパトカーで送ってくれるん!?
(‘ ∇‘ )b」

良い質問だ。
しかし…

巡「いえ。
れ「えっっ…ほなどうやって帰るんっ!?」
巡「電車で。
れ「(Θ_Θ)」

かっこいい‘働く乗り物’に乗りたかった。
車内を彩るメカについて、質問責めにしたかった。
あわよくば、運転…(コラ)

このお巡り二人組は、善良な市民に、夢さえ見させてくれないのだ。
それどころか、自分たちの任務遂行だけが目的なのだ。

無線機で、「ショ」というところと連絡し合ってた。

「マルモク2名確保。
署に向かいます」

………!!!!
マルモクって何!?
…もしかして…!?

うちらのことか!!

2号がゲラゲラ笑ってた。
マルモクて!
確保て!

2号とキャッキャッしているうちに、なんだか楽しくなってきた。

こうしてマルモクコンビが誕生した。

(つづく)

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【回想録】マルモク日記!(3)

昔話のつづきです。またまだ続きます!)

~~~

れ「無理っ!!」

そう。
無理。
無理ね。
無理だもん。

巡「そこをなんとかっ」

2号「私見てないもん」

れ「それはウソやんw」

ごちゃごちゃごちゃごちゃ…w

私たち1号2号は必死の抵抗をした。
あんなに頑張ったのはいつ以来だろう。
押し問答の末、お巡りさんは無線の音をさせながら去っていってくれた。

( ̄‥ ̄)=3 フン
私と2号は、一難去ったねと、喜びを分かち合い、試合に戻った。

しかし、考えてみれば、ひどい話なのだ。
この「被害者」になったのは、知り合いなのだ…(笑)←って、笑ってんじゃないよ(笑)

正確に言うと、私たちの知人のお仲間さん。
被害者として、とっくに外へ出ていた。
甲子園署に行ったのかな。

穏やかに解決されることを祈ろう(笑)

「♪ジョージ!ジョージ☆」
↑不動の普段通り♪

しかし…

私たちに平和が訪れたわけではなかった。

またっ!?
お巡りさんが帰ってきた。
しかも今度は何人も。。。

巡「事件を目撃されたのはあなたたちですか?」

んもー
(-_-)

れ「え、はぁ。」
と顔をあげると
…あれ?
さっきのボテっとしたお巡りさんじゃない!
めちゃめちゃ…

オ ト コ マ エ
\(^o^)/

背がうんと高くて厚い胸板。
警察官の制服がこんなに似合う男性がいるだろうか。
何年か前、一日警察署長を務めた榎田とは大ちが…ゴホン。
とにかく、かっこいいのだ。
制服フェチもビックリなのだ!

目ヂカラ抜群のバシッとした目で、
「どうかご協力を。」

れ「もちろんです。行こう2号。」
2号「えええっ!?私も!?」
れ「当たり前やん(キリッ)」

さぁ!!
このオトコマエのお巡りさんに取り調べしてもらおうではないか♪
(v´∀`)ハ(´∀`v)☆

(つづく)

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【回想録】マルモク日記!(2)

(昔話のつづきです。つづきものです。よかったら(1)からどうぞ。

しかしまぁ、たいしたもので、甲子園球場の安全を見守る警備員さんたちはすぐにやってきた。
それにしても多い。そう思って見ていたら増えたのは警察官であり、あまりの速さに、この球場では悪さはできんな、と悟ったものだw
お巡りさんたちは、両チームのファンの間に入り、収まりそうにないケンカの仲裁に入っていった。

なかなかごちゃごちゃが収まらないので、同じレフトスタンドの離れたところから、私たちのいるケンカの方向に向かって「帰れ!帰れ!」のコールが沸き起こり始めた。
おおもう…スタンドは無茶苦茶だ…
((__;)

そうこうしてる間にもタイガースは景気良く点を積んでいく。
私とマルモク2号は、スタンドでおこっている様々なごちゃごちゃなどそっちのけで、グラウンドに声援を飛ばした。
「ひやまぁぁぁ!!」
など(笑)。
野球を観にきたのだ。お金を払ってね。お酒の入ったケンカなど見ている暇はないのだ。

やがて、ケンカの当事者たちは、お巡りさんたちとどこかへ消えてった。
スタンドに日常が戻ってきた。
…はずだったが、 お巡りさんはまだいた。

明らかに近くにいてしまった私たちに、お巡りさんがちょいちょい状況を尋ねてくる。
ワッショイの合間だったりするから、一言二言返すのが精一杯だった。
最初に殴られたタイガースファンが、被害届を出したそうだ。
そうすると、「事件」として取り扱われるのだ。

「ちょっとここじゃなんだから」と、通路まで連れていかれた。
ここじゃなん、ってなんすか!?
試合中やっちゅうのに!

その通路には、先客がいて、別のお巡りさんに、熱弁をふるっていた。
いわゆる「関西のおばちゃん」だ(笑)。
「もー怖かったわーあのコら急にあんななってー」
私と2号の出番はなかった。
とめどなく雄弁なこのおばちゃんに安心してお任せすることにした。

お巡りさんもそのつもりだったに違いない。
巡「ちょっと署まで来て協力してもらえませんか?」

よかった。これでおばちゃんが行ったら席に戻れるで
(´ー`)ノ

しかし、それもつかの間、一瞬の安堵に過ぎなかった。
おばちゃんは抵抗したのだ。
「いやっ、うちものすご遠いしあかんわー!○○から来てるんやもん」
「そこをなんとか」…食い下がるお巡りさんをモノともしなかった。というかその場からすでにフェードアウトしかかっていた。

お巡りさんが見た。
私たちを。

いやいやいやいやいやいやいやいやいや…
私とおばちゃんちは反対方向やけど、遠さで言えば私も変わらん!

巡「すぐそこなんでちょっと署まで来てもらって証言をお願いしたいんですよ」

知ってる。甲子園署でしょうが…

れ「試合中に戻ってこれる!?」
巡「いいえ。」
れ「えぇぇっっ!!…チ、チ、チケット代はっ!?」
巡「市民の方の善意のご協力をお願いしています(やんわり)(払えませんがな)」

…まさかやで…
まさかの試合放棄…
そんなん………

(つづく)

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【回想録】マルモク日記!(1)

「マルモク」って何かって?
どうやら「目撃者」のことをお巡りさんはそう呼ぶようです。
わたし、そのマルモクになったことがあるんです。
もうずいぶん前の、ある夏の甲子園で。

昔話ですけど、よかったらオフのお暇つぶしに。

ある年の8月の広島戦。
スタンドで喧嘩が起こった。
ま、悲しいかな、あるといえばある話…(汗)
あ、前置きしておくと、書きたいのはその喧嘩についてではなく、あくまでも「マルモクばなし」であって、誰が悪いとかいうことではない。
そもそも喧嘩両成敗。どっちもどっち。
そして最初にお断りしておくと、ネタにはさせてもらけど(キッチリ)、カープファン、タイガースファン、プロ野球ファンの名誉を傷つけるつもりはない。うん。

さて…

私はその日、レフトスタンドのやや前方、見晴らしのいい、ヒトの持ち物の年間指定席で、いつもの友人といつもの通り、めちゃめちゃ楽しい観戦をしていた。
この友人♀は、広島出身でカープファンだったが、大阪へ出てきてタイガースファンへと転身した、シンプルな野球バカである(笑)。ここではマルモク2号と呼ぼう。あ、1号がわたしのつもり(笑)

その試合はタイガースファンにはたまらない展開だった。
2回、桧山が2ランホームランを。さらに3回、続けて3ランを!!
ものすごい桧山祭り。
スタンドはそりゃもうドンチャン騒ぎ。
調子に乗っていたかといえば、そりゃもう…乗りまくってた(笑)

そんな中…
2列前に座っていたカープのユニフォームを着た男性が、振り返って、まるで飛んでくるようにして、2号の隣の座席に座っていたタイガースファンの男性に突然、殴りかかってきた。
何が起こったかすぐには理解できなかった。あっという間にその両チームの仲間同士がもみくちゃになっていた。
目の前でおこった出来事で、とても近かったので、それはすごい迫力でドキドキした。

(つづく)

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ニューイヤー!

過去をなかったことにするものではないけれど、また「1」から始められるってこの「新年」という制度(?)いいな、と思います。
ツイてなかったことや、辛かった…なんてことは強制リセットしちゃう絶好の機会。
新しい年だから、何か初めてみようかな、なんて思えるのもイイ。
いや、日付けだけのことだから、例えば12月28日にしちゃっても構わないのかもしれないけど、ここはこの新年制度にありがたく乗せてもらおう♪

…なんて言いながら、「では今年の抱負は?」なんて話題が苦手です。人に決意を語るとか、そんなんもうスッポンポンで走り回るぐらい恥ずかしい。あ、そもそも、決意たるものが私にはない。。

こんなですが、今年もこの日記が続けられればいいな、と思います。
毎日のように、勝った日記がいいな、と思います。
秋には、虎ギャル応援日記初の優勝日記が書ければこんな嬉しいことはないな、って思います。

1

明けましておめでとうございます。
どうぞ今年もよろしくお願いします。

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えぇっ!もう12月!

カレンダーをめくったら12月。(それも1週間前;)

うまくむけなくて、12月ってビリッとカレンダーこんなんなるんです。
よりによって…そこ清水誉ちゃんとこ。

さて。
マット・ヘイグ。
球団発表の5時間以上も前に、自身のツイッターで阪神入りって言ってしまう前のめりぶり。

合格。(笑)

早く来ないかな~♪
ゴメちゃんと仲良くしてくれるかな~♪

…とそんなことを思いながら過ごす日々ですが、行ってきました!ファン感!
(今頃何言ってんだ…)
(12月って言ってるやん…)
(でも押し切る。)

実はわたし、今年もファン感の応募してもハズレまくりサンテレビへの応募もハズレた…)、結局、年間持ってるNさんKさんに泣きついたところ、なんとNさん転勤してて関西にはおらず、ファン感にも行けないとのこと。
超ラッキー!Nさん、アナタの分、私しっかり楽しんでまいりますよ!!
他人の不幸を自分の幸せに変えるのが私の唯一の特技です。

ところでファン感、今年すごいたくさん来られてまして、そら当たらんわって。
金本新監督への期待、そのまま反映されてました。

ファン感の模様は、テレビでもやってくれたり、球団公式サイトでも配信してくれてるのがありがたいですよね。
もう書くことないもん(笑)

今年も華があったのはやっぱり今成ですかね!
見せ場のOB対決での打席では、今夏、ネットで話題になった‘カンフー高校球児’のパフォーマンスを披露。
高校生からパクるとはまさかやでしかし(笑)

でね、個人的に注目はですね、OBの方がベンチに戻ってくるたびに、一番先に立って出迎える筒井でした!
他の選手は座ったままで立たないのに、一回一回立つんですよ。
「ほら立つで立つで」
って見てたらやっぱり立って帽子とってお迎え。
そんなにお迎え最前線にいるわけでもないのにやってる。
そのうち周りの選手もパラパラと立つようになり…
私、やっぱり筒井好きや(笑)
えっと写真写真……
…ないんかい!!

てなわけで写真をいくつか貼ってごまかしますね~!


4万人が見つめるラジコン。見えへん(笑)


ビオフェルミン号乗らせてもらってご満悦の鳥谷(笑)

お決まりの乱闘シーン、からの~

安心してください、穿いてますよ♪


ナベとセッキーと藤井はんの引退セレモニーもありました。

などなどでございます。
というわけで(?)、久しぶりの日記は、平野「コーチ」のヘッスラで締めくくらせていただきましょう)^o^(

飛んでるなぁ~!
反ってるなぁ~!(笑)

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マートン先生へ。

「ハジメリマシテ!」

ジョークを飛ばせるほど日本語が上手になったマートン先生が、来日すぐの記者会見で使った日本語はこんなだった。
ただ、当時私は、この一声だけで大好きになった。

いや、だいたいそもそもが、私は日本へやってくる新外国人野手に抜群に興味があるのだ。
関西スポーツ紙の見出しは「盛ってなんぼ」の風潮があるから、半分に流し見してちょうどなのだとわかっていても自然と心が踊るのだ。
理由はよくわからない。

マートン先生の来日も、それまでやってきた多くの「助っ人」に対する気持ちと同じでいた。
ただ、マートン先生のことはいつもより好きになる角度というのが急だった。
日本のことをたくさん勉強してくれている。馴染もうとしてくれている。タイガースにとても好意的だ。
なんたって、スカウトは大好きなシーツ先生なのだ。
「愛する阪神タイガース以外でプレーする気はない」と現役を引退したシーツ先生が、日本行きを薦めてくれたのがマット・マートンという選手だ。トントトン♪と韻を踏むようなリズミカルさもいいではないか。

赤星引退。そのセンターのポジションを、タイガースファンの大きな心の空洞を、埋められる選手なんてそう簡単にいるもんか。
オープン戦に入ってもしばらくは、「センターの経験がほとんどない」ことなどから、酷評も聞いた。
だけどマートン先生はやってのけてくれた。
守備範囲、走塁、それらをカバーしたとは言えないけど、1年目に日本新記録(当時)である214安打を達成したのは、衝撃と同時に誇りをもたらせてくれた。

あれから6年。
記録もさることながら、記憶に残る選手だ。

とても真面目で勉強熱心。ベンチで背中を丸めて「マートンノート」をつける姿が愛おしかった。
だけどやらかしちゃうことも多かった。
ある雨の日、アウトカウントを間違えてボールをスタンドに投げてしまったことがあった。
確かにふがいないプレーには違いなく、新聞には随分な書かれ方をしたけど、守備に就いて、「1アウトー!」「2アウトー!」って指を作ってレフトスタンドやアルプススタンドのファンと一緒にアウトカウントを数えるあのファンサービスは、このプレーがあってからだ。

「能見さんキライ」だなんて日本のマスコミにはおおよそ通用しないブラックジョークを発したかと思えば、「能見さんアイシテル!」とこれまたファンを沸かせたり。(能見さん、巻き込まれすぎ。笑

マジメ過ぎるがゆえ、譲れない部分が彼の中にはたくさんあって、歯をむきだして反発することも多かった。
ベンチでもその空気をそのままにするから、他の選手にも与える影響も少なからずあったと想像に容易い。
だけど、マジメ過ぎるがゆえ、というのが理由だから、キライになることは一度もなかった。

ちょっとゆるい守備や走塁が難点。
やれば出来るコなのになんで、とずっと思ったままいたけど、今年のクライマックスシリーズの頃、親指の炎症があるっていうのを聞いてこれって巻き爪やったりするんかな…だとしたらめっちゃ痛いからな…もしかしてそんなことが原因やったりしたのかな、とふと思ったり。
考えてみたら、どこが痛いとか、そういうことをマートン先生から聞いたことがない気がする。
そして大きな故障もなく、6年間ほとんどの試合に出続けてくれた。すごいこと。

マイペース過ぎるマートン先生の浮き沈みに一喜一憂するのも、それはそれで楽しかった。
試合前の外野芝生での「ひとりストレッチ」だとか誰もやっていなかったことを、ただ自分で決めたことを、黙々とやってた。
あのマイペースな姿は、周囲の目を気にして無難に生きようとしてるそんじょそこらの私には、憧れの存在でもあった。

「みなさんとお別れするのは寂しいですが、同時にこの先に待っている次なる挑戦も楽しみにしています。」
マートン先生のメッセージに、私もマートン先生の次の挑戦が楽しみになってる。

マートン先生!
日本へ来てくれてありがとう!タイガースに来てくれてありがとう!

ちょっと寂しくなるけど、これからもずっとアイシテルで!

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