〈10/30 阪神 2-3 ソフトバンク(甲子園)〉
勝:杉山
S:松本裕
敗:村上
1 中 近本光司
2 二 中野拓夢
3 右 森下翔太
4 三 佐藤輝明
5 一 大山悠輔
6 遊 木浪聖也
7 左 高寺望夢
8 捕 坂本誠志郎
9 投 大竹耕太郎




村上で始まった2025年のタイガースは、村上で幕を閉じた。
シリーズ初戦に先発、中4日の延長10回にリリーフカーに乗って登場したその姿にどよめきと歓声。
18時の試合開始からスタンドはいっぱい。
22時を超え、鳴り物がなくなってもファンの応援は響き続けた。
先発は大竹。
古巣ホークスが相手の日本シリーズ。人生はわからない。
今日の大竹のピッチングは、凄まじいと言っていいレベル。緩急、キレ、どれも一級品で、巧みな投球術に酔いしれた。
7回、及川に対するバッターは山川。センター前へのライナー性の打球に近本が好捕。
距離が掴みにくく難しい打球だ。
9回、同点に追いつかれなおも二死1,3塁のピンチに、大山横っ飛びの大ファインプレー。
坂本誠志郎の先制打に嬉しくて飛び上がった。
欲しかった追加点をとってくれたのは5試合連続打点の佐藤輝明。
連続無失点記録を続けていても感情を動かすことのなかった石井が、最後に、泣いた。
後から見返してみても、村上にしても8回の石井にしても、投げミスなどではなかった。
打ったバッターがほんの少し良かっただけだ。ほんのちょっとね。
ただ、そのちょっとの差で日本一の栄冠は掴むことができなかった。
悔しいけれど、泣きたいけれど、
でもな、みじめなんかじゃない。
ラストゲームは延長11回。
最後までヒリヒリする激闘を見せてもらった。
2025年の阪神タイガースは強かった。
新米監督の球児のもと、今までとは違ったまた新しい野球を見せてもらった。
選手たちがたくましくて、眩しかった。
次々と偉大な記録に挑戦していく選手たちを誇りに思った。
来年へ宿題を作って終わったのは、これはこれでよかったんじゃないかともちょっとだけ思ってる。
まだまだ、タイガースは強くなれる。
今はもう、感謝の気持ちでいっぱい。
毎日楽しかった。本当にありがとう!
えっと…ソフトバンクホークス、おめでとう。(来年みておれ)
[今日のヘルナンデス]
一年間ありがとう!
なんで今日もおらんかったん!(笑)



















