CSファイナル大きな先勝!

〈10/15 阪神 2-0 DeNA(甲子園)〉

勝:及川
S:岩崎
敗:東

待ちに待ったクライマックスシリーズファイナルステージ初戦!
先発は、村上。
東との最多勝投手対決となった。
勝った。
勝利投手は及川。
村上ちゃうんかい。

って言いつつ(笑)、村上よくぞ耐えてくれた!
ほんとやばかった。
初回には満塁のピンチ。
5回まで毎回ランナーを背負い、それも3回からは毎回先頭の出塁を許しての展開。
押されて押されて、そして押されて、要するに押されて、試合はファーストステージの勢いのままのベイスターズが、ほら、やっぱりもー。

村上は、さすがに力入っているのか、坂本の構える随分手前でワンバンになるような投球もありながらで、球数もかさんだ。
ただ、この叩きつけてしまうようなボールのあとには、バッテリーで笑みを浮かべるシーンがあった。
坂本が「お前さぁ…」とでも言いたげで、村上は坂本に愛想笑い(笑)
そんな様子にテレビの前で釣られて笑っていたら、三振奪って二人で吠えたりガッツポーズしたり。抑えるんかい!(笑)
不思議だったけど、村上のおおらかさが今日は際立っていた気がする。
5回103球でも無失点。上等。

そして打線は、東の前に4回までわずか1安打に抑えられていた。
が、6回、やっと「そのとき」が。
あ、「そのとき」などとまるで優勝したみたいに言ってしまいましたが、得点シーンです。大げさに生きています。

打順は1番近本から。
内野安打で出塁した近本を、中野がバントで送って、森下がタイムリーヒットで先制…、の森下の打席の初球
「…!?走った!!!」(ひとりで大声でた)
近本の三盗がめちゃめちゃデカかった!

サインなのか近本の考えなのかはぐらかした藤川監督だったが、
盗塁は、試合を前にした藤川監督の「荒々しく、楽しんで」の言葉どおり。
しかしここに至るまでの中野のバント(初球見事だった)は「いつもの野球」。
短期決戦に向けて、周到な準備とここぞという勝負勘が極まった、すごい攻撃だった。

かくして一死3塁、森下にとっては前進守備の内野の間を抜くことなんて朝飯前。バンザーイ!

加えて森下の走塁が、本当にいい。
派手な活躍が取り上げられることの多い森下だけど、しっかり「凡事徹底」の走塁を見せてくれる選手だ。
ポテンヒットで三塁まで行っていること、三本間で挟まれても、1本多く逃げて後ろのテルを進塁させたこと。
森下の走塁があって、小野寺暖のタイムリーヒットが生まれたと言っては大げさだろうか。そんなことないと思う。

そう!小野寺暖!は、スタメンではなかった。
6番レフトでスタメンに名を入れたのは、中川。
中川は相手エラーを誘い、そしてヒットも打っていた。
だが、5回裏、出塁したら「代走・小野寺」。
このときは、ちょっと不思議な交代に思えた。
はい!ごめん!さぁみなさんご一緒に!(笑)

ここで代走に出していた小野寺がそのままレフトの守備に就いて、打順が回ってきていた。
貴重な2点目は小野寺のバットから。
この起用にも藤川監督のことがいよいよ怖なってきた…
暖はよくやった!嬉しいね!

そして、6回からの継投には、藤川監督の初戦へのこだわりを見た。
及川と石井の二人で3イニング。クロージングは岩崎。
圧倒して勝つ。そんな初戦だった。

シーズン最終戦から間が空いた不安は、初戦にしてどこかへ飛んでいった。

[今日のヘルナンデス]

二死3塁!先制の好機に村上の代打で登場!

チームが勝ててよかった!

細かいこと言わない!(細かいこと)

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