
INAC神戸 9吉田莉胡 /(C) WE LEAGUE

INAC神戸 14水野蕗奈 /(C) WE LEAGUE
■5ゴールの猛攻
<WEリーグ第5節>
○INAC神戸 5-0 C大阪/9月5日
*****
女子プロサッカーWEリーグ・INAC神戸レオネッサは9月5日、ノエビアスタジアム神戸でセレッソ大阪ヤンマーレディースと対戦した。
前半10分、成宮唯のシュートに相手GKが触れ、バーに跳ね返ったところを水野蕗奈(ふきな)が頭で押し込んで先制。
29分には相手ゴールキックを愛川陽菜が頭でカットし、成宮のアシストを受けた吉田莉胡が左足でゴールを決めた。
後半に入ってもINAC神戸の勢いは止まらない。
20分には相手ゴールキックを山本摩也がカットし、こぼれたボールに反応した吉田が右足で連続ゴール。
その2分後には再び水野が、34分には愛川がそれぞれゴールを決め、計5ゴールで大勝した。
今シーズンINAC神戸に移籍し、3得点の吉田は、
「目標は二桁ゴール、今シーズンこそ達成したいです。INAC神戸では自分が得点するチャンスが増えているという実感がありますので、そこを大事にしながら一つひとつ決め切れれば二桁得点に近づいていけると思います」。
ケガを乗り越えた水野は、
「長いケガが明けてから昨シーズンは3点取れて、今シーズンに入ってから今日が初ゴール、そして複数得点ができたので、徐々にチームに貢献する部分が大きくなってきていると感じています」と語った。
■自信につながった
INAC神戸は3連勝で4勝1敗(勝点12)。
三菱重工浦和レッズレディースに代わって、首位に浮上した。
宮本ともみ監督は5日の試合について、
「大量得点を挙げることができて、かつ失点をゼロに抑えられたことは本当に素晴らしく、評価に値する結果だと思いますし、何より自信につながったと思います」と語った。
次節(9/15)はアウェイでノジマステラ神奈川相模原と対戦する。
(浮田信明)