テル左へ8500号!

〈4/5 巨人 3-4 阪神(東京ドーム)〉

勝:富田
S:岩崎
敗:赤星

球団通算8500号となるホームランが初回、佐藤輝明のバットから飛び出した。
チームを勢いづける先制の一発に東京ドームのレフトスタンドが活気づいた。

京セラドームでの8499号も逆方向へ飛ばしていたが、今日放った2本ともがレフトへのホームラン。
甲子園の浜風に泣かされ、苛立ちを覚え、調子を崩されることの多かったテルがたどり着いたのが左中間方向への打撃だ。
秋のキャンプから意識して取り組みシーズンに入ったが、だからといって誰にでもできることじゃない。打てるだけのパワーを備えた選手だからこそ出来るチャレンジで、そしてそのチャレンジがこうして結果になっているのが何より嬉しい。
テルなら引っ張らなくてもホームランにできる、なんてことはプロ入り後たくさん言われてきただろうけど、変化にはそれだけの覚悟がいるしリスクもある。
ただ、今まで天敵だった浜風がレフト方向なら大きな味方になってくれる。
昨年、8月1日の甲子園球場100歳のメモリアルデーにもテルはホームランを打った。
9000号が楽しみ。

そして、近本が勝ち越し2ラン!
3回表、直前の富田のバント失敗を助けたこのホームランが「8501号」になった。
この2ランはもちろん大きかったが、2回裏の三走甲斐をホームでアウトにしたプレーは、何度も見たいビッグプレー。
浅い位置だったとはいえ、ホームで待つ坂本へ一直線。肩が強くなくても正確な送球ができれば捕殺できる。お手本みたいなプレーだった。
今日、ヒーローになったのは2本のホームランの佐藤輝明だったが、富田を勝利投手にしたのは近本だったと声を大ににして言いたい!

富田!先発初勝利おめでとう!
5回68球。まだまだ勝たせてもらったという印象だけど、敵地東京ドームでの巨人戦という大舞台になのに全く心配いらなかった。次はいつになるかな!

そして圧巻だと感じたのは9回裏の岩崎。
岡本に2ランを浴びるが、「3点差」の中でのピッチングができればいいと言わんばかりの風情がたまらん。

さぁ!門別!メジャー相手に圧巻のピッチング見せたのもこの東京ドームだ!いこか!

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