〈4/16 阪神 2-1 巨人（甲子園）〉
勝：ウィルカーソン
Ｓ：岩崎
敗：シューメーカー
タイガース上昇に一役買ったのは、「フリーザー」のニックネームを持つ男ウィルカーソン。
アメリカの食品会社の冷凍食品部門からやってきた！
相手打線を凍らせるぜ！
……言ってねーよ
ヒゲと長髪に隠されがちだが、かなりの男前。
入団会見での「コチミショー！」と日本語にチャレンジするも失敗して以来の日本語が、お立ち台での「アイシテル」だなんて、どんだけくれるかな。
初回に乱れた理由を「ワクワクと緊張」って言うのもいいよね！
緊張だけではなくてワクワクしてくれてたっていうのが頼もしくて嬉しいよ！
そして、不安視されていた後ろ。
７回はアルカンタラ、８回湯浅、９回に岩崎。
この形でいけるというのが見えたのがこのゲームの大きな収穫。
８回の湯浅はとくに！
１番吉川から始まる上位打線。吉川にヒットで出塁を許し、続く坂本の打席にワイルドピッチで２塁まで進めてしまったが、それでも自分で全てのアウトを取ったのは、めちゃめちゃ大きい。
ポランコから奪った見逃し三振、あれは気持ちよかった！
打つ方では、大山に６４イニングぶりのタイムリー。
インタビュアーさんの振りに「すいません！」の一言もよかった(笑)
キャンプ中にはやたらと、「サトテルとの４番争い」などと良くも悪くも囃し立てられてきたけど、いかなる挑発にも乗らないというかね、大山の人柄も込みでタイガースの４番にふさわしいと思うんだけどな。
これで今季初の連勝。
まだまだ…だけどね、ひとつひとつ目の前のゲームをとっていこう。
妙な波にさらわれないように、選手は地に足をつけて。
