

献花に訪れた丸谷市長

明石市の海岸で起きた砂浜の陥没事故から24年となった30日、明石市長らが事故現場を訪れ、花を手向けました。
午前9時ごろ、明石市の丸谷聡子市長は、市の幹部職員ら6人とともに事故が起きた大蔵海岸を訪れました。
2001年12月30日、人工の砂浜が陥没した事故では、当時4歳の金月美帆(きんげつみほ)ちゃんが生き埋めになり、5カ月後に死亡しました。
丸谷市長は事故現場に設置された献花台に花を手向けて静かに手を合わせ、事故の再発防止を誓いました。
丸谷市長「24年経ちましたけども ご遺族の悲しみに終わりはないと思います。二度とこのような事故を起こさない、安全安心の取り組みをしっかりやっていく思い、決意をお伝えさせていただきました。私をはじめ職員みんなで市民の安全安心を守っていく、そういう風土の役所づくりを今進めているところです」
明石市では事故後に入庁した職員が全体の6割を超えていて、事故を風化させないために、新人の他、管理職にも危機管理の研修が行われています。