兵庫県の斎藤知事は23日、年内最後の定例会見を開き、「県政を着実に進めることができた」と、1年を振り返りました。
兵庫県の斎藤知事は年内最後の定例会見で、2025年の県政について、Z世代の応援施策や、分収造林事業の債務整理など「県政を着実に進めることができた」と述べました。
質疑応答の中で、知事にとって1年を表わす漢字を問われると…
斎藤知事「私の令和7年の漢字は「創」になります。万博期間中にも創造的復興サミットを開催するなど、この1年間さまざまな機会を通じて創造的復興の理念を広く共有・発信することができたと考えています」
9月に、国内外の被災地の知事らを招いて開催した阪神淡路大震災30年事業の「創造的復興サミット」の成果を強調し、復興の経験を未来につないでいく考えを示しました。
一方、阪神淡路大震災の追悼関連行事が高齢化や資金不足などを背景に年々減少していて、市民からは行政に対して、資金面で更なる支援を求める声が上がっていることについては。
斎藤知事「行政がそういった形で参画していくのが良いのか、元々は市民発意でスタートした事業ですから流れというものもありますので それはこれからまた議論しながら必要に応じて対応していく」
このように述べ、今後、議論を重ねる必要があるとしました。
