
大学生がプロデュースした結婚式の様子

アルバムの1ページのように仕上げられた ウエディングケーキ
兵庫県稲美町で10月18日、大学生がプロデュースした結婚式が開かれました。
秋晴れの空の下、稲美町の「加古大池」で行われた結婚式。企画から演出までを手がけたのは、加古川市にある兵庫大学でウエディングプランニングを学ぶ学生17人です。
学生がプロデュースする結婚式は、2018年から授業の一環で行われ、今回で8組目です。2025年4月から募集が始まり、ともに稲美町出身で新郎の中井拓さん(33)と、兵庫大学の卒業生で新婦の杏奈(33)さんが選ばれました。学生たちは、新郎新婦の希望を聞きながら半年かけて準備し、司会や受付、誘導なども担いました。
新郎新婦は、よく散歩に訪れた思い出の場所で家族や友人約40人と愛犬に見守られながら愛を誓い合いました。
ウエディングケーキは、チョコレートでつくられた2人の写真が飾られアルバムの1ページのように仕上げられています。デザインは、稲美町制施行70周年を記念して公募で選ばれました。
中山哲郎町長や町のイメージキャラクター「いなっち」も祝福に駆け付け会場は温かい拍手と笑顔に包まれました。
新婦 中井杏奈さん
「母校の学生に結婚式を挙げてもらえるって特別だなと思ってすぐに応募したいと思った」
新郎 中井拓さん
「僕も最高に幸せです」
学生
「泣きそうになるくらいいい結婚式だった」
学生
「皆で協力して大成功できて本当に良かった」
学生たちがプロデュースする結婚式は、11月8日にも行われます。