姫路市の県立歴史博物館では江戸時代に描かれたお城の絵図などを集めた特別展が開かれています。
姫路城三の丸御殿などが詳細かつ正確に描かれた姫路城図屏風。
17世紀から18世紀ごろに姫路を治めた松平時代のものと考えられ展示されるのは30年ぶりとなります。
姫路市の県立歴史博物館で開かれている特別展「描かれたお城と城下町」では、大阪城や二条城といった幕府のお城から、姫路城などの各地の城や古城の絵図などが展示・紹介されています。
江戸時代には、実在するものから架空のものまで、さまざまなお城が描かれました。
これまで所在が不明とされてきた貴重な資料なども今回、初公開されていて城郭を描いた絵図や関連資料を通して、それらが作成された背景や江戸時代の社会について思いをはせることができます。
【兵庫県立歴史博物館 竹内信学芸員】
「通常あまり公開されていない絵図を中心に展示している。いろいろなお城の絵図がある、お気に入りの絵図を見つけてお帰りいただきたい」
特別展「描かれたお城と城下町」は8月31日まで姫路市の県立歴史博物館で開かれています。

