コウノトリの郷公園でバックヤードツアー 保護活動や研究の最前線を間近に

  • X
  • Facebook
  • LINE

兵庫県豊岡市にある県立コウノトリの郷公園で、普段は非公開のバックヤードを見ることができる特別なガイドツアーが企画されました。

このガイドツアーは、5月4日の「みどりの日」に合わせて、野生のコウノトリが住めるような美しい環境を守ることについて考えてもらおうと企画されました。

コウノトリの郷公園では、保護や繁殖のため、現在56羽のコウノトリを飼育していますが、一般公開されているエリアで見ることができるコウノトリはごく一部の個体に限られています。

参加者は、職員の説明を受けながらバックヤードへと案内され、繁殖するペアでの飼育や、野生復帰するための訓練をするケージなど、コウノトリの研究の最前線を間近に眺めていました。

コウノトリの郷公園によりますと、野外のコウノトリは、野生復帰を始めた19年前は5羽だったものが、2024年3月末時点で、県内外に364羽まで増えているということです。

おともだち登録するだけ! LINEでニュースを読もう! ともだち登録をする 毎週配信(月・火・金) 1回で8記事をダイジェスト形式で配信。