神戸市の六甲山の展望台で13日、冬場に貯蔵した天然の氷を利用し、施設内に冷風を送る夏恒例の「氷室開き」が行われました。
神戸市灘区の六甲山にある展望台「六甲枝垂れ」では13日、来場者らに「氷室」の内部が特別に公開されました。
「氷室」の内部には、冬の間に雨水をためて作った天然の氷およそ11トンが貯蔵されていて、夏になると、自然の風が「氷室」を通って部屋に流れ込み、冷風を体験することができます。
2023年は暖冬の影響で氷の量が例年よりも少ないものの、訪れた人たちは、夏の暑さを忘れて、涼しい空気を楽しんでいました。
「六甲枝垂れ」での冷風体験は、来月中旬ごろまで楽しめるということです。