1月20日は、1年で最も寒さが厳しいとされる「大寒」です。
六甲山頂では、夏に向けて天然の氷を切り出して保存する作業が行われました。
兵庫県神戸市灘区の六甲山頂にある自然体感展望台「六甲枝垂れ」では、雨水をためて冬の寒さで氷をつくっています。
ことしは順調に氷が固まったということで、20日は雪の降る中、スタッフが厚さ13センチほどの氷を次々と切り出し、展望台の中にある「氷室」へと運び込みました。
「氷室」で氷は夏まで貯蔵され、外から風を取り入れることで展望台内部の温度が夏場でも20度前後に保たれます。
氷の切り出しは、今シーズンであと数回行われる予定だということです。