公共工事入札で情報漏えい巡り 加東市役所を家宅捜索

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加東市発注の公共工事を巡り、入札情報を業者に漏らしたなどとして市の課長が逮捕された事件で、兵庫県警は27日、市役所を家宅捜索しています。

加東市生活環境課長の男(55)は、2020年6月に行われた旧滝野庁舎の改修工事の入札で最低制限価格を業者に漏らして落札させたとして、官製談合防止法違反などの疑いで26日、逮捕されました。

また、業者側の土木会社社長の男も26日、公競売入札妨害の疑いで逮捕され、27日、送検されました。

警察によりますと、入札には4社が参加していて、社長の会社が最低制限価格をわずか11万円上回るおよそ7500万円で落札したということです。警察は、2人の認否を明らかにしていません。

2人は以前から知り合いだったということで、警察は2人の間に金品などのやりとりがなかったかについても調べています。

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