小惑星探査機「はやぶさ2」が「リュウグウ」からの採取物を地球に届けた帰還カプセルの実物などを公開する特別展が、25日から姫路市で開かれています。
アクリエひめじで始まった特別展は、宇宙航空研究開発機構=JAXAの協力により実現しました。
「はやぶさ2」は打ち上げから6年をかけ、およそ52億キロにわたる宇宙の旅を経て、小惑星「リュウグウ」からの採取物を持ち帰りました。
会場には、帰還カプセルの本体部分であるインスツルメントモジュールや、地球からの指令を受け取るなどの役割を果たす搭載電子機器部。それに、パラシュートの実物などが展示されています。また、リュウグウから採取された貴重なサンプルの実物も公開されています。
宇宙の神秘を体感できるこの特別展は入場無料で、11月29日までアクリエひめじで開かれ、会期中には宇宙飛行士の講演会や、無重力空間の疑似体験イベントなども行われます。