神戸地方検察庁に新たな検事正が着任し、11月7日の着任会見で「誠実かつ愚直に業務にあたりたい」と抱負を述べました。
11月4日付で神戸地検に着任した山口英幸(やまぐちひでゆき)検事正は、静岡県出身の59歳で中央大学を卒業後、これまでに奈良地検や前橋地検で検事正を務めてきました。
7日の会見で山口検事正は「コロナ禍で検察の業務にも大きな影響が出ているが、基本に忠実な運営に努めたい」と抱負を述べました。
山口英幸検事正:「地方検察庁という検察の第一線の現場に身を置く立場として、改めて基本に忠実な庁務運営に努めたいと考えています」
このほか山口検事正は、少年法の改正による特定少年の実名公表について、「事件ごとに十分に検討する必要がある」などと述べました。