神戸ユダヤ共同体跡地 香川県の高校生が見学

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第二次世界大戦中にナチスドイツに追われたユダヤ人と神戸市民との交流について学ぶ特別授業が7日、兵庫県神戸市内で開かれました。

神戸・北野にあるユダヤ難民を支援した施設「神戸ユダヤ共同体」の跡地を訪れたのは、香川県立高松高校の生徒およそ40人です。 「神戸ユダヤ共同体」は、第二次世界大戦中に外交官だった杉原千畝さんが発行した「命のビザ」によって日本に逃れたユダヤ人およそ5000人が一時身を寄せた施設です。

高松高校では、授業の一環でユダヤ難民の歴史について学んでいて、外交官だった杉原さんの妻の母校でもあることから、今回の特別授業が開かれました。 生徒たちは、残された建物の石垣を見学し、当時の交流の様子などについて説明を受けていました。

このほか、ホロコーストなどについて学ぶ講演も開かれ、生徒たちは改めて、ユダヤ人の歴史について理解を深めていました。

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