前の教育長のセクハラ問題をめぐり、先月、町議会から不信任決議を受けた太子町の服部千秋町長が、5日会見を開き、議会を解散せず、失職すると発表しました。服部町長は出直し町長選に立候補する意向だということです。
太子町の服部千秋(はっとりちあき)町長は、2016年に初当選し、現在2期目。 ことし8月に前の教育長がセクハラ問題で辞職した問題をめぐり、真相究明を求める町議会との間で対立を深めていて先月26日、議会で不信任決議を受けました。
これを受けて、服部町長は今月6日までに、議会の解散か自らの失職かを選ぶ必要がありましたが、きょうの会見で、議会を解散せず、あす付けで失職すると発表しました。
7日からは、杉原勝由副町長が職務を代行し、町長選挙の投開票は来月13日か20日に行われる予定で服部町長も立候補するということです。