約100年ぶりの「野掛け芝居」 海を背に淡路人形浄瑠璃楽しむ

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兵庫県南あわじ市の淡路人形座が、浄瑠璃を屋外で上演する「野掛け芝居」をおよそ100年ぶりに復活させ、一般客向けに披露しました。

伝統芸能「淡路人形浄瑠璃」を伝え続ける南あわじ市の「淡路人形座」は、昭和初期ごろまで、全国を巡業しながら神社の境内など屋外で公演をする「野掛け芝居」が人気でした。

この方式は時代の流れや戦争の影響で衰退してしまいましたが、今回、一座では、新たな事業として移動型のステージを購入し、およそ100年ぶりに野掛け芝居を復活させました。

きょうは、海岸の特設舞台で一般の観客に向けた公演の初日となり、雄大な海を背に、2つの演目を披露しました。

淡路人形座では、今後も観光施設やホテルなどで野掛け芝居を披露したいとしています。

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