こどもの日の5月5日、豊岡市では、男の子の初節句を祝う伝統行事「のぼりまわし」が行われました。
兵庫県豊岡市出石町宮内(みやうち)地区に伝わる「のぼりまわし」は初節句を迎えた男の子を地域で祝う伝統行事で地元の中学生らがのぼりの持ち手を担います。
のぼりの長さはおよそ8メートルで5本ののぼりには戦に挑む武者の絵などが描かれています。
行事では本来、この1年に生まれた男の子の家を訪ねますが、今年は新型コロナの影響で地域を練り歩き、広い場所などでのぼりを回していました。
中学生らは、このあと地元の神社に集まり、生まれた子どもや家族の前で、改めて「のぼりまわし」を披露していました。