江戸時代の画家・石田幽汀が描いた「群鶴図屏風」を忠実に再現した複製品が、姫路市内の博物館に寄贈され、2月25日、記念式典が行われました。
姫路市の県立歴史博物館で行われた式典には、複製品の制作に携わったキヤノンや京都文化協会の関係者が出席しました。
寄贈された「群鶴図屏風」の原本は、明石市出身の絵師、石田幽汀が18世紀半ばに制作した六曲一双の屏風で、現在はアメリカのミネアポリス美術館が所蔵しています。
この取り組みは、日本の文化財を次の世代へ受け継ぐことを目的とした「綴プロジェクト」の一環として進められてきたもので、最新のデジタル技術と京都の伝統工芸を組み合わせることで、染みや筆づかいに至るまで、忠実に再現しています。
作品には36羽の鶴が描かれ、タンチョウやマナヅルなど繊細な描き分けが特徴です。
このプロジェクトで再現された作品は今回が65点目で、県内への寄贈は3例目です。
寄贈された「群鶴図屏風」の複製品は、2月25日から5月6日まで、県立歴史博物館1階の一般解放エリアで公開されます。
