兵庫県は、若者や子育て支援などを柱とした総額4兆5300億円余りの新年度当初予算案を発表しました。
兵庫県の新年度当初予算案の一般会計の総額は、2兆3182億円で前の年を400億円下回りました。
一方、特別会計などを合わせた総額は、4兆5303億円で前の年を153億円上回りました。
県税の収入は、過去最高の1兆327億円を見込んでいて賃上げで所得が増えたことや、企業の業績が伸び、法人税が増えたことなどが影響しているということです。
一方、長期金利が上がり、公債費の利払いが膨らんでいることなどから来年度には、130億円の収支不足となり、2028年度には総額が530億円まで膨らむ見通しです。
予算案では、第一の柱に「学びやすい兵庫」を掲げ県立高校の体育館・食堂への空調整備に16億1000万円を計上。
生活保護世帯の生徒が、私立高校への進学を希望する際、入学金の一部を支援する費用として5295万円。
県立の大学と大学院に通う県内在住者について来年度から所得制限なしで入学金と授業料を無償化する費用として19億5000万円。
またコメや野菜の収穫量アップや高温対策、イカナゴの放流やマガキの稚貝の購入費用の補助など、農水産物を安定的に生産できる体制づくりに1億5000万円。
この他、妊婦などが遠方の産科医療機関を受診する際の交通費の支援や医療的なケアが必要な児童・生徒が登下校する際の看護師の配置など、子育て支援策も盛り込まれています。
新年度予算案は、2月18日に開会する県議会で審議されます。
