阪神淡路大震災から31年となる1月17日の朝に神戸市で営まれる「追悼の集い」で遺族代表を務める女性が会見を開き、未だ見つからない母への思いを語りました。
遺族代表 佐藤悦子さん
「ずっと思っている人間もこうやっているということを知ってもらいたい」
神戸市が開く「震災31年追悼の集い」で、遺族代表として言葉を述べるのは、加古川市に住む佐藤悦子さん(62)です。
31年前の震災で、佐藤さんの母・正子さんが暮らしていた神戸市須磨区の実家は全焼。
佐藤さんが駆けつけた時に母の姿はありませんでした。
その半年後、佐藤さんは正子さんの葬儀を行いましたが、母がいなくなったことを今も受け止められずにいます。
佐藤さんは、追悼の集いで、震災を経験して感じた痛みや、当たり前の日常への感謝を、多くの人と共有したいと語りました。
遺族代表 佐藤悦子さん
「突然病気でもなく事故でもなくいなくなったという、さよならもありがとうも言えずに離れてしまった。31年経っても忘れることができない、忘れてはいけない。そういうことを伝えられたらなと思います」
「震災31年追悼の集い」は、1月17日、震災が発生した午前5時46分に合わせて、神戸市中央区の東遊園地で営まれます。
