
神戸大学大学院医学研究科の研究チーム
神戸大学は、手の画像から難病の「先端巨大症」を発見できる人工知能モデルの開発に成功したと発表しました。
神戸大学大学院医学研究科の院生や教授らのチームは、顔や手足など体の先端部分が肥大化する難病=先端巨大症の早期発見などを目指し研究を進めてきました。
「先端巨大症」は、治療しないままでいると糖尿病や高血圧などの合併症を引き起こすリスクがありますが、進行が緩やかで、発見までに10年以上かかる例も珍しくありません。
今回、研究チームは、「先端巨大症」を患っている人とそうでない人合わせて716人から手の画像およそ1万枚を集め、一部をAIに学習させました。
その後、残りの画像で性能を検証したところ、AIは手のわずかな形の違いを判別し、専門医を上回る精度で患者を見分けることができたということです。
この方法は、顔や指紋などを写さず、プライバシーに配慮した設計になっていることが特徴で、神戸大学によると、世界初の技術だということです。
研究チームは今後、より手軽に診断を受けられるようスマートフォンアプリなどへの応用を目指すとしています。