性的少数者への差別をなくし、理解を深めるイベント「レインボーフェスタ」が1日、神戸市内で開かれました。
「神戸レインボーフェスタ」は、LGBTなどの性的少数者や障害者への差別や偏見をなくそうと当事者らが立ち上がり、おととし始まりました。
日本は、G7=主要7カ国の中で唯一、同性婚が法的に認められておらず、各自治体によるパートナーシップ制度の導入にとどまっています。
性的少数者を取り巻く現状を知ってもらおうと、会場のTOTTEIPARK(トッテイパーク)には神戸の企業を中心としたブースが並び、グッズの販売や、司法書士によるパートナーシップ制度の無料法律相談会が行われました。
イベントの最後に行われたパレードにはおよそ700人が参加。
多様性の象徴とされる虹色の旗を掲げ、フラワーロードを中心に神戸・三宮周辺を行進しました。
参加者たちは、沿道の人たちに手を振り、誰もが誇りを持って暮らせる社会の実現を訴えていました。

