神戸・三宮をパレードする参加者
性的少数者への差別をなくし、理解を深めるイベント「レインボーフェスタ」が兵庫県神戸市で開かれました。
「神戸レインボーフェスタ」は、LGBTなどの性的少数者や障害者への差別や偏見をなくそうと、当事者らが立ち上がり2023年に始まりました。
日本はG7=主要7カ国の中で唯一、同性婚が法的に認められておらず、各自治体によるパートナーシップ制度の導入にとどまっています。
性的少数者を取り巻く現状を知ってもらおうと、会場のTOTTEI PARKには神戸の企業を中心としたブースが並び、グッズの販売や司法書士によるパートナーシップ制度の無料法律相談会が行われました。
イベントの最後に行われたパレードには500人以上が参加。
多様性の象徴とされる虹色の旗を掲げ、フラワーロードを中心に神戸・三宮周辺を行進しました。
参加者たちは、沿道の人たちに手を振り、誰もが誇りを持って暮らせる社会の実現を訴えていました。