〈9/16 阪神 3-0 ヤクルト(甲子園)〉
勝:大竹
S:岩崎
敗:小川
この日の試合前 阪神タイガースは、今季限りで現役を引退するヤクルト・青木宣親のセレモニーを行った。
早稲田大学先輩にあたる岡田監督から花束贈呈、そして写真撮影の際には肩を組む驚きの光景。
青木は「え!いいんすか!?」を繰り返し恐縮しながらも最終的には二人でとても素敵な笑顔をカメラに向けた。
試合後には、ヤクルトファンだけでなくタイガースファンからも「青木コール」が降り注いで甲子園がひとつになった。
青木といえば、同級生の鳥谷が何かと比較され、ただのファンの私でさえも面白くない気持ちがあったのだけど、妙に意識するあまりちょっとファンになってしまうというおかしな事態になって現在に至るということを白状しよう。
タイガース戦で打たれていいなどとは一度も思わなかったけれど、めちゃめちゃやっかいで、でもそれだけいい選手だという裏返しでもあった。
メジャー行く前の背番号23の頃の応援歌は普通にかっこよくて歌ってたこともあったし、神宮行ったトラ友に青木のグッズをお土産にもらって喜んだりしてたこともあった。
だから鳥谷の分までずっと長く頑張って続けてほしかったんだけどな。なんで辞めんだよ。
いつか監督やるのかな。また敵だ。
さ、試合だ試合!
今日はもう初回の右京さんのファインプレーに尽きる!
二死満塁のピンチ、今日も強い浜風がレフト方向への打球を後押しする中、増田の走者一掃かという打球を、フェンスにぶつかりながらの捕球!
ぶつかった反動でグラブからボールが飛び出そうでも、その手に力を込めた。グラブからはボールがはみ出てる!もう本当にギリギリのプレー!
試合後、筒井コーチが「ナイスプレー」と右京さんを讃えた。
二日前同じような打球を捕れなくてこの二日間ずっと練習してきたと教えてくれた。打撃が目立つけれど守備も上達してるんだよと、自分のことのように嬉しそう。
いつもなら後半に守備固めを出されるはずが、岡田監督は「今日は前川のゲームかなと思った」と、最後まで右京さんを守らせた。
それは的中。
投手戦になってどちらにも点が入らない6回裏、無死満塁できっちり犠牲フライを放ち試合を動かしたのだ。
あ、ピッチャーの大竹も含めて先発は全員安打の中、右京さんだけがノーヒットだったっていうのは言わざるべきか?(笑)
捉えきれなかった小川から単打でコツコツ繋いだクリーンアップも頼もしい(笑)
小川はこの回持たず。
そして相手バッテリーのミスもあって追加点。
さらには7回裏。森下のタイムリーが出て、3-0。
本当にあの初回、3点取られていたら負けていたかもしれないと思うから、右京さん本当にありがとう。
今日の勝利で二桁勝利に到達した大竹が、試合後の取材で涙を見せたそう。
うまくいかない状況にも支えてくれる人への感謝とか、不安な日々を振り返ってのこととか、心無い言葉にも色々とあったんだろうけど、私は右京さんのプレーも頭にあったんじゃないかなって思う。
何かプレゼント考えるって、本当に律儀というか(笑)
中野もイレギュラーへの超反応のプレー。
いいゲームしてて、私も泣けてくる(笑)
今は、明日ゆっくり休みましょうって右京さんの言葉に従いたい。
仕事じゃい!
[今日のノイジー]
ノイジーは今日休みやったか!