〈9/13 阪神 4-0 巨人(甲子園)〉
勝:青柳
敗:横川
↑原口の声出しでバモス中。
このときはまだ見えていた空席も試合開始間もなく早々と駆け付けたファンによって埋め尽くされていた。
平日だ。いつもはこんなに早く埋まることはない。みんなどんな理屈こねてここまで来たんだろう(笑)
2回表、一死1,2塁、センターへ抜けようかという岡田の打球を青柳さんはグラブではじいたが、バックにいた中野がノーバンで捕球し、そのままセカンドベースを踏んで飛び出していた二走坂本勇人をアウトにし、併殺を完成させた。
中野の動きがミュージカルでも見てるようなよどみない動きだった。役柄は…ってそんな話じゃない。
抜けていたら恐らく1点だったので、青柳さんは助かったのと、このラッキーで今日の神様もタイガースファンではないかと思った。
ただ序盤の青柳さんは慎重すぎた。
間合いが長く、決してテンポのいい投球ではなかった。
外野へも飛ばされていたが、この日の甲子園は風によってボールは失速。
色々振り返ると、今日は青柳さんのための勝利プログラムが組まれていたのだな。
3回裏、先頭の近本がヒットで出塁すると盗塁成功。中野は内野安打で繋ぎ、森下が今年のチームの象徴である「四球」をもぎとった。
ここで打席は大山。
原監督は横川を諦め、継投に入った。
正直、ホームランとは言わんから、ヒットでも大山には打ってほしかったのだけどな…!
しかし、大山の分までカバーするのが今の佐藤輝明だった。
といってもよ!あんなことになるなんて!!
1打席目のあともう少しでホームラン!という当たりも惜しかったが、全然それよりこっちの方がいいじゃないか!フルベースだ!
一死満塁、カウント1-1。ちょっと浮いたかな、と思った変化球、次の瞬間には快音響かせて右中間スタンドへ!!
うーわ!!!!満塁ホームラン!!!!
サトテルの豪快な一発で4点。
満員のファンのどよめきと大歓声を受けてダイヤモンドを一周するサトテルの姿は、スターのそれ。
サトテルは今季初の猛打賞も。遅いわ!(笑)
試合運びは完全にタイガースのものとなった。
青柳さんは6回無失点で交代。
7回に投げたのは、久しぶりのブルワーだった。
前回登板から1週間ほどと少し空いてしまったが、いやいやいやいや恐れ入った。
打者3人に対し2奪三振を奪って鮮やかにベンチへ戻っていった。
早かった!
そして、登場曲「J.BOY」が響く甲子園。
桐敷の出番を歓迎し、石井大智の9回の締めも不安なく、こういうオプションコースもあります、っていう岡田監督のネタ見せのようでもありながら、実によく計算された継投だったと思う。
お立ち台へは、青柳さんとサトテルが上がった。
2人とも長い不調に苦しんできたが、今アレへ向かう中、重要なピースとして戻ってきた。
阪神タイガースは、今季最長タイの球団初のシーズン2度目の10連勝を飾り、マジックを1とした。
明日、ここで。
[今日のノイジー]