10勝トリオ!

〈9/10 阪神 5-1 広島(甲子園)〉

勝:伊藤将
敗:九里

打線は好投九里の前に沈黙。Hランプがつかないまま、前2戦とはまったく違う様相。
だが三巡目となった6回、中野がようやくのチーム初のヒットで出塁、エラーも絡み突然の「得点圏」が訪れると、それまでおとなしくしてた森下がここぞとばかりに打って中野をホームへ還した。
このルーキーを、頼もしいというべきか調子いいというべきか、まだ迷っている(笑)
しかしこれは歓迎すべき得点には違いない。(歓迎しない得点などない)
マクブルーブに浴びたソロで失点していたが、振り出しに戻した。
それでもまだ両チーム先発が大きく崩れる様子はなかった。

7回裏、タイガースに絶好のチャンスが訪れる。
一死からノイジーと坂本が、田中広輔の珍しい連続エラーで出塁、一死2,3塁とすると、木浪は申告敬遠。
一死満塁、苦しめられてきた九里に対し絶好のチャンスが訪れたが、打席に向かったのはスタンバイしていた代打・糸原ではなく、伊藤将司だった。
結果はダブルプレー、無得点に終わった。
普通に見れば代打の場面であり、そうしなかったことで一番悪い結果を引いた。
代打でも同じだったかもしれないが、確率の問題だ。

なぜ代打ではなかったか。
ベンチ裏で伊藤将司が岡田監督に「まだ投げたい」と直訴し、岡田監督も「自分で決めてこい」と送り出したということだった。

今季あれほど、普通に当たり前に、と口すっぱくして、セオリーから外れたことをやってこなかった岡田監督だったが、そうだよな、岡田監督って本来こういう人だったよな、と思い出した。
選手の熱量に、それより熱くなっちゃう人だ。
それに伊藤将司は、岡田監督にそうさせるだけの十分な資格があった。
しかし岡田監督の温情は勝負事に邪魔になることがある。
もし、うまくいかなくてこの日負けたとする。それからずっと勝てない日がくるかもしれない。油断したと言われればそれ以外にはない。

しかし伊藤将司は、勝ち越しの絶好のチャンスを自分で潰してしまったことなど、何も気にしていないのか、そのあとのイニングを三者凡退に仕留めた。ものすごい強心臓だ。

そして代打糸原だ。
7回はカモフラージュだったが、8回裏二死満塁で打席に送られた。
あざやかなセンター返しで勝ち越し!
そりゃそうだ。昨年九里が、他球団をあわせても一番打たれていたのがこの糸原だ。
糸原が今日もこの場面でタイムリーを打ったことで、伊藤将司に白星をつけ、あってはならない危機からチームを遠ざけ、そして岡田監督を救った。
毎日代打の準備を重ね、チームを盛り上げてくれるムードメーカー。糸原のバッティングにいつまでも拍手を送った。
さらには、木浪が追加点をあげ、勝負は決まった。

最後に原口が「タイムリーヒット」を打ったはずなのだが、ランナー坂本が本塁死。打点はつかなかった。ごめんな原口。

カープとの三連戦。
10勝にリーチをかけていた3人の先発投手が揃って10勝到達。
9月負けなしの8連勝。
セ・リーグ全球団から勝ち越しを決め、貯金は33になった。糸原の背番号だ。

マジックは5まで減った。

[今日のノイジー]

「エラーで出塁」って謎に多くない!?

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