〈8/18 DeNA 2-1 阪神(横浜)〉
勝:東
S:森原
敗:加治屋
1-1同点の7回表、タイガースの攻撃は一死満塁でピッチャー村上の打順だった。
村上に代打ミエセスを送って勝負に出た岡田監督、ミエセスも粘って東に11球も投げさせた。
三塁線のいい当たりだったが結果は5-3のダブルプレーで、最大のチャンスを逃した。
その裏、加治屋が打たれて勝ち越されたが、ベイスターズもよく守ったし、タイガースには少し運がなかったものの、締まったゲームの行方をドキドキしながら見てた。
1点差、9回表は一死から佐藤輝明がヒットで出塁、次の坂本のところで代打糸原、代走熊谷。
熊谷が二盗を仕掛け当初はセーフの判定だったが、ベイスターズ側からのリクエストを受け検証。映像には、京田のブロックに阻まれ熊谷は足が届いていない様子が映し出され、これを「故意ではないから走塁妨害ではない。よってアウト。」と判定が覆された。
ルールでは、「コリジョンは本塁でのプレーだけ」。
では本塁以外はというと「野手がボールを持たないとき、あるいは打球や送球を処理する行為をしていないときにランナーの走塁を妨げる行為」が妨害であると規定している。
ルールによるとアウトなのだろう。
しかし、審判団は「故意かどうか」を焦点として説明してしまっているものだから話がおかしくなる。
リプレー検証後の抗議は認められていないから「説明を聞きに行っただけ」(これはうまかった)の岡田監督も、故意かどうかを問題にしていない。妨害したかどうかを確認している。
故意でなかったと客観的事実に基づかない説明を繰り返す審判団と、結果として妨害だったかどうかの一点の主張をしたい岡田監督では、この場では決着しない。
改めて、このルールで運用することが適切なのか、見直しを急ぎ進めてもらいたい。選手の怪我を防ぐためにも。
しかし、何度も見たこのリプレー映像で、改めて感心したことがある。
熊谷のスライディング技術が本当に高い。
トップスピードでベース付近までいっていながら、京田の足がベースを防ぐ形になってしまう瞬間に、両足をたたみ衝撃を吸収。あのままこじあけようと衝突していたら、それこそ熊谷も京田も大怪我したかもしれない。スパイクの刃を隠していたのもすごいと思う。
試合後には「何もないです。僕からは。ほんとに僕からは言うことないので」と、熊谷が何もコメントしなかったことにも私は安心した。それでいいと思った。
岡田監督が、遅延行為を警告されながらギリギリまで食い下がったのは、チームにファイティングポーズを見せるためともいえるし、ただ単にめちゃめちゃむかついていたんやな、とも思う(笑)
みんなで勝ち越してやりましょう。
ファンはフェアに応援しような。
さぁいけ!タイガース!
[今日のノイジー]
ほらね!前の日いい当たりしてたもんね!先制のタイムリーヒット!(だけだったけどね…)