〈9/13 阪神 3-6 広島(甲子園)〉
勝:森浦
S:栗林
敗:青柳
糸井選手のために今日も勝とう!
さぁ行こう!
―これは、試合前のイベントで行われるファンの男の子の声出し。
ほんと、糸井さんのためにもだし、勝ちたい、どころじゃなくて、勝たなきゃ、だった。
糸井さんが自身のツイッターで
「決断」というひと言をつぶやいた時間は、深夜3時を回った頃。
新聞が出回る時間帯を待ってのツイートは、各方面へ配慮されたものであり正式発表がこの日になるのだろうということまでは推察できたけど、それが泣きすぎて一睡もできなかった中でのツイートだったということまでは想いは至らなかった。
いつも飄々として、明るくて、マジメなのか不真面目なのかわからない言動も多く、でも、気高い雰囲気を常にまとってた。
スター選手にある近寄りがたさというのを自覚があるのかないのか、若い選手らがやりやすい環境を作ることに心を配ってくれていたようにも思う。
プレーでは、破壊的で衝撃的なホームランがやっぱり焼き付いてる。
膝を痛めてからは、盗塁の数は減ったが、300盗塁という節目の記録を達成できたのは、本当に良かったと思う。
でもね、とても悔しい。
糸井さんが8月に抹消された理由は、コロナの陽性判定が出たからだった。
しかし隔離期間が終わっても一軍に呼ばれることはなく…
これね、もしコロナがなかったら、今でも糸井さんの姿はベンチにあったのかな。
隔離で走り込みも出来ず、ボールを打つことも出来ず、体力も、もしかしたら気力までコロナのあの期間に少なからず奪われたんじゃないかって。
コロナさえなかったら、糸井さんはクライマックスシリーズに向けて力となってくれたんじゃないかって思ってしまうからコロナが憎くてたまらない。コロナを取り巻く今のルールもキライ。
でも超人と呼ばれた41歳のアスリートは、それらのことを言い訳にせず「やりきりました!」と。
会見では笑っていても、目元が泣きはらしたあとの目なんよ。
もう…毎日毎日、泣かされる、、、嫌な季節。
[今日のマルテ]
だから話をもとへ戻すと、せめて勝ってくれということだ。
マルテは今日も代打でのタイムリーヒット。
勝ちたかった。。