アメリカとイスラエルによるイランへの軍事攻撃から2週間となりました。
兵庫県多可町に住むイラン人の男性に現在の思いを聞きました。
兵庫県多可町にある「古民家カフェほのり」。
店主の丸尾法子さんと夫でイラン人のアリレザ・アフマディさんが切り盛りしていて創作和食と本場仕込みのイラン料理を楽しむことができます。
いつも朗らかなアリさんですが、アメリカとイスラエルのイランへの軍事攻撃に対しては、強い怒りと憤りを感じています。
アリレザ・アフマディさん
「彼らは交渉中に裏切り、わが国の最重要人物を殺害した。皆、激怒していて全世界のイスラム教徒が心を痛めている」
軍事攻撃での最高指導者ハメネイ師の死亡も伝えられ体制転換を期待する声も聞かれる中、アリさんは別の見方をしています。
アリレザ・アフマディさん
「イラン全体で見れば反体制派は少数派です。国内の不満はアメリカとイスラエルの制裁が原因でもある」
1300人以上が死亡したとされるイラン国内。
現在、ネットや電話がつながりにくく、2人は現地の親族や友人の身を案じています。
「妹の家の近くに爆弾が落ちて 子どもが犠牲になっているというのはアリさんは聞いているみたいですね」
イランの今後についての思いは。
アリレザ・アフマディさん
「私たちは歴史の転換点に来ている。確かに多くの仲間は失ったが、奮闘し、アメリカとイスラエルから干渉を受けない国家を実現させたい」
店内では、イランの文化を伝えたいとペルシア雑貨も販売。
ボランティア活動で日本とイランを行き来してきた丸尾さんはイランの人たちの日本への印象をこう話します。
アリさんの妻 丸尾法子さん
「びっくりするぐらいイランの人、日本人大好きです」
だからこそ、中東情勢について、様々な情報に触れて考えてほしいと言います。
「もっと両方の情報を拾って平等な目で、きちっとした情報で確認してもらいたい。誤解したままでいないで欲しいというのが私の切なる願い。イランはすごく美しい国で、すごく心優しい人が多くて、そこの部分も日本人の方が知る機会があれば分かってもらえたらうれしいなってすごく思います」
