シカを捕獲するわなにクマが近づくのを防ぐごうと、兵庫県は、これまでとは異なる餌を使った捕獲技術を学ぶ研修会を開きました。
この研修会は牧草を乾燥・圧縮した「ヘイキューブ」という飼料を使った捕獲技術を学ぶものです。
兵庫県では、これまでシカを捕獲するとき、精米所などで手軽に手に入る米ぬかを餌に誘い込む方法が多くとられてきました。
しかし、米ぬかはクマも好んで食べるため、但馬地域では2024年度、クマがわなにかかった事例が156件確認されています。
2024年には、養父市や新温泉町でわなにかかったクマに男性が襲われる被害も出ました。
こうした状況を受け、但馬県民局は、地元の猟友会の会員らを対象にシカだけを誘因する飼料「ヘイキューブ」を使った捕獲方法を推奨することにしました。
「ヘイキューブ」は、長期保存が可能で、牛などの飼料としても広く使われ、手に入れやすいことも特徴です。
但馬県民局は、「ヘイキューブ」を狩猟関係者に試験的に配布し、効果を検証していくということです。
