2025年も残すところ、あとわずかとなりました。
神戸市の生田神社では、新年を迎える準備として27日、恒例の「杉盛づくり」が行われました。
神戸市中央区の生田神社では、午前8時ごろから作業が始まりました。
約1200年前、大雨で松の木が倒れ、社殿が壊れたという言い伝えがあり、境内には松はなく、正月飾りも定番の門松ではなく杉を使った杉盛を飾ります。
作業には職員約40人が参加。
藁でくるんだ支柱に約2000本の杉の枝を使い高さ2.5メートル、直径1.5メートルの飾りが完成しました。
生田神社では正月三が日で、約80万人の参拝を見込んでいます。
生田神社 安部初男権宮司
「本日好天にも恵まれまして、大変立派な杉盛が完成しました。この丸い杉盛にあやかりまして、2026年は世界中が丸く平和な1年になりますようにお祈りをいたしております」
杉盛は27日から2026年1月15日まで生田神社の楼門前に飾られます。


