県警前本部長と警視を処分 委託業者から酒類など提供受けたか

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兵庫県警の業務を委託している業者から酒類などの提供を受けたとして、警察庁と県警が前県警本部長と男性警視を処分したことが関係者への取材で分かりました。

関係者によりますと、村井紀之前兵庫県警本部長(58)と男性警視らは、2023年から2025年にかけて県警の食堂の運営を委託している業者から神戸市内の飲食店で酒類の提供を受けたり土産を受け取ったりしたとされています。

提供を受けた金額は、1人あたり数百円から数千円で警視はタクシー代などとして計数万円分の利益を得たということです。

警察庁は村井前本部長を注意、県警は署長を務める男性警視を訓戒処分としたことが関係者への取材で分かりました。

県警はこの他にも会食に参加していた職員数人を口頭注意しています。

兵庫警ではこれまでにもオンラインカジノで金銭を賭けていた9人が処分されるなど不祥事が多発していてことしの懲戒処分者は過去10年で最多となる見込みです。

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