【神戸ストークス】首位快走も、「最後に勝たないと意味ない」

  • X
  • Facebook
  • LINE
  • 得点を決める 神戸ストークス 9谷 直樹 /(c)B.LEAGUE

  • 全速力でコートに登場する 神戸ストークス 4寺園脩斗キャプテン /(c)B.LEAGUE

  • B2西地区 順位表

■ホームで11連勝

<B2 12・13節>

○神戸ストークス 92-85 鹿児島(12/10)

○神戸ストークス 86-65 静岡(12/14)

○神戸ストークス 79-62 静岡(12/15)

*****

B2西地区首位の神戸ストークスはホームのジーライオンアリーナ神戸に戻り3連戦した。

12月10日の試合。

前戦(10/15)で敗れた鹿児島レブナイズを相手に、もつれた展開となったが、ストークスは4Q、得点80-78から、笹倉怜寿と八村阿蓮の連続3ポイントシュートなどで突き放し、リベンジを果たした。

14日の試合。

前半、ベルテックス静岡に3ポイントシュートを8本も決められ、40-45とリードされたが、後半、ストークスはディフェンスを固めて失点を防ぎ、ヨーリ・チャイルズのアリウープなどで一気に逆転。

後半は静岡を20得点(3Q=10得点、4Q=10得点)に抑え、最後は21点差を付けて快勝した。

15日の試合。

立ち上がり、木村圭吾の3ポイントシュートなどで連続8得点し、最後までリードを保って連勝した。

前半終了前、ストークス15年目のベテラン谷直樹(37歳)が、リングに跳ね返ったボールを右手1本でプッシュしてゴールを決めた。

谷はバスケットカウントを得てフリースローも成功し、終了のブザーが鳴ると、選手全員が谷に駆け寄って喜びを爆発させた。

ストークスは5連勝。

今シーズン開幕からのホームでの連勝を「11」に伸ばした。

■「勝ち負けより成長」

シーズンの1/3超を消化し、ストークスは22勝2敗、勝率.917でB2西地区のトップを走っている。

特に平均失点が「70.7」とリーグ1位の成績。

ディフェンスを重視する川辺泰三ヘッドコーチは14日の試合後、

「数字は出ているので、そこ(ディフェンス)はやれていると思うが、もっとできると思う」と語った。

ここまでの成績について寺園脩斗キャプテンは、

「僕たちは最後にB2で優勝する大きな目標があるので、勝ち負けより、毎試合毎試合、チームが課題を修正して成長していくよう、コーチの方からも口酸っぱく言われている」

「自分たち選手間でも、(プレーオフに進出して)『最後に勝たなければ意味がない』という気持ちはあるので、もっともっと自分たちに厳しく、残り2/3をやっていく必要がある」と引き締めていた。

■年内あと4試合

ストークスは次戦、20・21日にアウェイで熊本ヴォルターズと対戦し、そのあとホームに戻り、27・28日にバンビシャス奈良と対戦する(27日は18時5分、28日は14時5分に試合開始)。

連勝を伸ばして新年を迎えたい!

(浮田信明)

おともだち登録するだけ! LINEでニュースを読もう! ともだち登録をする 毎週配信(月・火・金) 1回で8記事をダイジェスト形式で配信。