
得点を決める 神戸ストークス 9谷 直樹 /(c)B.LEAGUE

全速力でコートに登場する 神戸ストークス 4寺園脩斗キャプテン /(c)B.LEAGUE

B2西地区 順位表
■ホームで11連勝
<B2 12・13節>
○神戸ストークス 92-85 鹿児島(12/10)
○神戸ストークス 86-65 静岡(12/14)
○神戸ストークス 79-62 静岡(12/15)
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B2西地区首位の神戸ストークスはホームのジーライオンアリーナ神戸に戻り3連戦した。
12月10日の試合。
前戦(10/15)で敗れた鹿児島レブナイズを相手に、もつれた展開となったが、ストークスは4Q、得点80-78から、笹倉怜寿と八村阿蓮の連続3ポイントシュートなどで突き放し、リベンジを果たした。
14日の試合。
前半、ベルテックス静岡に3ポイントシュートを8本も決められ、40-45とリードされたが、後半、ストークスはディフェンスを固めて失点を防ぎ、ヨーリ・チャイルズのアリウープなどで一気に逆転。
後半は静岡を20得点(3Q=10得点、4Q=10得点)に抑え、最後は21点差を付けて快勝した。
15日の試合。
立ち上がり、木村圭吾の3ポイントシュートなどで連続8得点し、最後までリードを保って連勝した。
前半終了前、ストークス15年目のベテラン谷直樹(37歳)が、リングに跳ね返ったボールを右手1本でプッシュしてゴールを決めた。
谷はバスケットカウントを得てフリースローも成功し、終了のブザーが鳴ると、選手全員が谷に駆け寄って喜びを爆発させた。
ストークスは5連勝。
今シーズン開幕からのホームでの連勝を「11」に伸ばした。
■「勝ち負けより成長」
シーズンの1/3超を消化し、ストークスは22勝2敗、勝率.917でB2西地区のトップを走っている。
特に平均失点が「70.7」とリーグ1位の成績。
ディフェンスを重視する川辺泰三ヘッドコーチは14日の試合後、
「数字は出ているので、そこ(ディフェンス)はやれていると思うが、もっとできると思う」と語った。
ここまでの成績について寺園脩斗キャプテンは、
「僕たちは最後にB2で優勝する大きな目標があるので、勝ち負けより、毎試合毎試合、チームが課題を修正して成長していくよう、コーチの方からも口酸っぱく言われている」
「自分たち選手間でも、(プレーオフに進出して)『最後に勝たなければ意味がない』という気持ちはあるので、もっともっと自分たちに厳しく、残り2/3をやっていく必要がある」と引き締めていた。
■年内あと4試合
ストークスは次戦、20・21日にアウェイで熊本ヴォルターズと対戦し、そのあとホームに戻り、27・28日にバンビシャス奈良と対戦する(27日は18時5分、28日は14時5分に試合開始)。
連勝を伸ばして新年を迎えたい!
(浮田信明)