11月、西宮市で交通事故の対応中に殉職した兵庫県警の男性警部の「警察葬」が執り行われました。
兵庫県警察学校で執り行われた警察葬には亡くなった西宮警察署の田原淳警部の遺族や県警の幹部など約300人が参列し、黙とうを捧げました。
田原警部は11月3日、西宮市塩瀬町名塩の国道176号で交通事故の処理中に風で飛んだ書類を取ろうとして橋から転落し亡くなりました。
葬儀では、小西康弘本部長から弔辞が述べられた他、職務に尽くした功績を称え、表彰状が贈られました。
【兵庫県警 小西康弘本部長】
「あなたは県民の安全と安心を一心に願職務にまい進され、地域の方々からも厚い信頼を寄せられますますの活躍を期待されていたところであります。あなたを失ったことは誠に痛ましくまさに痛恨の極みであります」
兵庫県警で殉職者の警察葬が執り行われるのは2003年以来22年ぶりだということで参列した警察官たちは地域の安全を守り続けた同僚の冥福を祈り、別れを惜しんでいました。
