姫路市の美術工芸館では、昭和の歴史的プラモデルやジオラマを集めた特別展が開かれています。
1969年に発売された平等院鳳凰堂のプラモデルを使ったジオラマ。
水面に映る鳳凰堂や池の鯉の立体感、さらに修学旅行中の高校生までもが再現されています。
姫路市書写の里・美術工芸館では元テレビ朝日アナウンサーでプラモデル収集家としても知られる松井康真さんが50年かけて集めた模型のコレクションおよそ1100点が展示されています。
こちらは、2015年、茨城県の鬼怒川で堤防が決壊した際の現場を再現した作品。
当時、ヘリで取材にあたった松井さんは甚大な被害を後世に伝えるためジオラマを製作し、出演する番組でも使用しました。
会場には、プラモデルのパッケージなどもずらりと並び、時代を超えて組み上げられた模型の歴史をたどることができます。
特別展「昭和の歴史的プラモデル松井康真の世界」は今月24日まで開かれています。


