テロに備え神戸空港で兵庫県警などが合同訓練

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神戸空港(兵庫県神戸市中央区)の国際化を受けてテロを想定した訓練が第2ターミナルで初めて行われました。

2025年4月に国際チャーター便が就航した神戸空港の第2ターミナルでは、テロ対策に万全を期すため空港関係者や兵庫県警などが連携した合同訓練が初めて行われました。

訓練は、空港を訪れた不審者が爆発物の入った荷物を航空会社に預けた想定で実施。

不審者が立ち去った後、荷物検査場で異常が確認され、警察官が当時の状況などをスタッフから聞き込みしました。

空港スタッフや利用客らの避難が完了した後、防護服に身を包んだ機動隊員が現場に駆け付け、専用の機械で爆発物を回収する手順を確認しました。

また、車で逃走し空港近くで職務質問を拒否した不審者を駆け付けた警察官が取り押さえました。

兵庫県警本部 警備部 松浦可諭警部

「今後も空港の施設管理者と連携して外国の方にもスムーズに避難誘導ができるような対処法などを模索していきたい」

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