兵庫県警とJR西日本は緊急時の連携を深めようと、豊岡市でテロを想定した合同訓練を実施しました。
実際の列車を使用して行われた訓練には、兵庫県警の警察官やJR西日本の職員ら計56人が参加しました。
訓練は、停車中の列車内に、液体を持った不審者が現れたという想定で実施。
運転士が通報し、駆け付けた警察官がホームで不審者を取り押さえました。
訓練終了後には、列車内に要救助者がいるという想定で外側から負傷者を救出する手順を確認しました。
【JR西日本 田渕弘樹豊岡駅長】
「昨今の社会情勢を鑑みてテロや震災がいつ発生するか分かりませんので繰り返しの訓練が大事だと思います。そういった積み重ねをイメージしながら取り組んでいければと思います」
兵庫県警とJR西日本は、今後も訓練を通して連携を深めていきたいとしています。