「ハルヒ」の聖地・西宮北高校で1日限りの一般開放 統合により2027年に校名”消失”

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  • 西宮北高校の校舎を訪れたファン

人気アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の舞台とされる県立西宮北高校で、今月23日、初のファン向けの校舎開放イベントが行われました。

人気アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の舞台とされる兵庫県立西宮北高校。

原作者はこの学校の卒業生、谷川流さんです。

校舎は近隣の高校との統廃合のためことし4月に西宮苦楽園高校として開校しましたが「西宮北高校」としては、2027年に閉校となります。

校名消失を前に、学校がファンのために1日のみ1000人限定で校舎開放を企画。

待望の聖地開放に、開始から半日余りで募集枠が埋まる盛況ぶりとなりました。

学校ではファンの受け入れを学びの一環としていて、生徒たちが工夫を凝らしたアイデアでおもてなし。

校内各所ではAR・拡張現実を駆使し、アニメの名シーンが映し出されます。

また廊下や黒板、部室など、実際にハルヒたちがその場所にいるかのような細かくこだわり抜いた演出はファンの心をくすぐります。

全国から訪れたファンたちは、アニメの世界にどっぷりと浸かりながら写真を撮るなどし、聖地での喜びをかみしめていました。

学校では生徒や地域の方々の感想をきいて、今後もイベントを継続できるか、検討していきたいということです。

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