神戸空港―南京線、11月29日から2026年3月末まで運休 中国渡航自粛の影響

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  • 運休理由は分からないと話す久元喜造市長

神戸空港と中国・南京を結ぶ国際チャーター便が、11月29日から2026年3月末まで運休することが分かりました。

中国政府による日本への渡航自粛の呼び掛けが影響したとみられます。

神戸空港では、中国の航空会社・吉祥航空が上海と南京を結ぶ国際チャーター便をそれぞれ毎日1往復運航しています。

神戸市によりますと、このうち南京線について、11月29日から2026年3月28日まで運休するとの通知が、11月21日に吉祥航空から届いたということです。

背景には、台湾有事を巡る高市早苗総理の国会答弁を受け、中国政府が日本への渡航自粛を呼び掛けていることがあるとみられます。

吉祥航空は神戸以外でも、大阪や名古屋発着便の運休を予定しています。

神戸市 久元喜造市長

「吉祥航空からの通知をもらった。理由は何も書かれていないので分からない。残念だができるだけ運航が早く再開することを期待したい」

一方、神戸―上海便の運航は続ける方針ですが、神戸市は今後、運休や減便が広がる可能性もあるとしています。

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